立派な大人?
ふと思う。中学生の子供を持つ親であり、卒業してから25年、つまり、勤続25年である。
そんな五十のオッサンだが、身近な五十代で最初に思い浮かぶのが、自分の親だ。
自分の親が五十代のころ。二十年以上昔、自分が学生の頃のオヤジの生活を思い返すと、、、、毎日会社に行って、毎晩遅く帰ってくる。休日は、本を読んで音楽を聴く程度。健康管理のイメージは無いし、趣味が多彩というイメージも無い。
次に思い浮かべるのが、会社で前後±5歳世代の生活。これも会社に来て、夜遅く迄働いて、昼休みに会社の周りを汗かきながらウォーキング。しかし、お腹がデップリ。週末は居酒屋、スタンドに通う感じ。これも健康的で趣味が多彩というイメージは無い。近所の同じ年頃の子供を持つ親世代を見渡すと、、、、大抵、車はミニバンかハイブリッド。通勤は電動アシスト自転車。夜遅く帰ってきて、、、、体型的にはガリガリかブヨブヨに2拓だ。
それに較べると、、、、朝出勤して、なるべく早く退社。更に、我が家のガレージには、単車7台、自転車9台、車はプロボックスのチューンドカーだ。そして、毎週ピストバイクに乗って、毎週、単車(それも学生時代から乗り続けている重量車)に乗って走り回って、そして、水泳、筋トレを続けて、尚かつ、休みは自分の家の子や近所の子と走り回って遊んでいる。趣味は多彩だ。当然、健康で体型はマッチョといって良いだろう。言ってみれば、周りの大人像とは懸け離れている。っていうか、大人になっていない。大学32年生、大学院30回生?って感じである。
成人式、ま~だ~?って状態だ。完全に、周りの大人像とは懸け離れているようだ。
恐らく、こういうスタイルは少数派であろう。
周りの五十代の親の介護スタイルというと、どうだか知らないけど、周りの人の話を聞くと、普通は同居とか、或いは、介護ホームに入居させるパターンが多いようだ。
我が家では、元々若い頃車好きだったオヤジに、十数年前のマツダを定年退職時のオヤジの車の買い換えの際に、強引にマツダ車を止めさせて、トルネオのMT車を買わせて以来、オヤジのライフスタイルは真面目人間から不真面目な自分のように変質してきたのだが、最近では、生活自体にも影響を与えているように思う。我が家では、私の開発した技術で大企業と確実な取引が出来る仕事を作り、それをオヤジに営ませる事で、定年後でも仕事をずっとして貰っている。これでボケ防止、老化防止、認知症防止+年金の足しの稼ぎで自立して貰うというスタイル。御陰で、後期高齢者世代の親だけど、その後、オーバー200PS+MTのスポーツセダンを三台買い換えながら楽しく過ごしているようだが、こういう親との付き合い方の方が、個人的には愉快だし楽しいと思っている。
もしかしたら、自身の考え方、過ごし方、親との付き合い方っていうのは少数派なのかもしれない。ただ、自身も五十代に突入した訳で、残りの就業年数は僅か、、、、いつの間にか、普通の大人にならないまま、現役を引退する事になりそう。成人する前に、リタイヤ、、、そんな不思議な印象である。
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