認知症でも予備軍
認知症、最近は色んなメディアで取り上げられるようになってきたけど、最近知った事を紹介。
それは、認知症でも生活習慣病と同じく、予備軍状態があるとのこと。
軽度認知障害(MCI)という状態が該当するらしい。この状態の期間は、認知症症状が進行するのだが、それが認知症に到る迄の期間、5年程度の間が予備軍状態。このMCIでは、認知症症状が年間で12%ずつ悪化する期間でもあるそうだ。
このMCI時において、適切な治療を施す事で、認知症への移行を食い止めたり、症状を改善させる事も可能だそうだ。
認知症に一度陥ると、改善は困難なためであり、MCIを如何に自覚して早期治療が開始できるか?が大事とのこと。
MCIの発見は、物忘れ外来等で診療を受けるそうだが、診断されてからの対応は、孤立を防ぎ、社会参加を積極的に行う事が重要だという。
更に、MCIから認知症への移行を加速する因子、抑制する因子があり、加速する因子は、高血圧、肥満といった生活習慣病症状が加速因子となるそうだ。一方で、抑制する因子は、禁煙、運動、減塩が効果的とのことだ。
因みに、認知症の診断基準は、日常生活に支障を来すか否かで診断されるそうだ。
認知症の進行は、糖尿病状態を改善させる事で、リスクを半減させる事も出来るが、更に効果的に対策するには、運動と思考を同時に行う事が有効だという。
例えば、運動しながら計算したり、、、そういう週間が認知症症状の進行抑制に効果的とのこと。
自身は、自転車を運転している時は、対向車のナンバーの上二桁×下二桁の暗算を行いながら乗っているけど、そういうのが良い訳だ。
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