不思議なスクエアテーパー
今時のクランクセットは、シマノのキャップレスデザインと称する、クランクとクランク軸が一体構造のものが多い。
しかし、安価な商品では、従来のBBをスクエアテーパーで嵌合してつかうクランクが多い。
個人的には、スクエアテーパーのクランクの方が好きだが、主流ではないのは事実。
スクエアテーパーというと、シマノテーパーとカンパテーパーが違うのは有名だけど、テーパーでもスクエアの四角の向きが違うモノがある。テーパーの四角形の辺が、クランクアームと平行なものと、45°の角度を為すものの二種類だ。
シマノ、カンパの製品は、テーパーの辺がクランクアーム方向と45°の角度を為しており、テーパーの頂点がクランクアームの中央に配置されるけど、プロホイールとか、トルバティブのクランクでは違う。
まぁ、セットで使っている限り、どっちに向いていても構わないけど、出来れば、こういった部分は揃えて欲しい気がする。
稀に、実用車等で、左クランクが曲がった時に、同じ長さの補修品で済ませようとした時、向きが余所向いていると使えないのだ。我が家の西DAHONとかスピママ号は実用車故に、左クランクだけ交換的な使い方もしたいけど、こういう特殊品だとNGだ。
西DAHONには、以前はトルバティブのスタンダードクランクに52-39Tを組み付けていて、その後プロホイールのコンパクトクランクを入手したものの、結局は使わなかったのだが、このトルバティブ、プロホイールのクランクは固定する軸の向きがシマノ、スギノとは違うのだ。
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