フレームオーダー
フレームオーダーの醍醐味は何か?っていうと、各部の造作への拘りだろう。
拘るべき造作、それは、工作であったり、ジオメトリーだったりするけど、素人がオーダーする場合、ジオメトリーに注文を付けすぎると、訳の判らない自転車になりかねない。となると、、、オーダーするのは、ジオメトリー以外の部分。つまり、各部の工作であったり、仕上げ、塗色という部分になるわけだ。
で、工作の造作がオーダー可能というと、クロモリフレームに限られる。そんなクロモリフレームで可能な車種は何か?
それは、、、、ロード、ピスト、スポルティーフ、ランドナー、キャンピング、、、、というもの。
しかし、ロード、ピストの場合、ジオメトリーが決まってくると、そこに加える工作というのは結構限られてくる。ラグの選択、シートステーの組み方、台座種別、それからカラーオーダー、メッキ処理程度だ。
ところが、ランドナー、スポルティーフの場合、装備品が増える分、それに併せた工作が更に増える。工作箇所が増える程に、個性が発揮出来る。
そういえば、70年代の自転車ブームでもオーダーフレームというと、ロードよりも、ランドナー、スポルティーフ、キャンピングがメインだったように思うけど、やはり、工作点数が多いのがオーダーの醍醐味を更に高めてくれる。
前回、東叡スポルティーフでオーダーしたけど、ダイナモの選び方、アウターの通し方、キャリパーの選び方、ラグの選び方、、、、色々選べる。その気になれば、ダイナモ線の内蔵工作、キャリアの固定方法、使うスプロケに併せた潰し加工、、、、いろんな注文が付けられるけど、オリジナリティーを沢山加えるのが出来るのは、ロード、ピスト以外のランドナー、スポルティーフならではの世界だ。
考えてみると、、、、スポルティーフとかランドナーこそが、オーダーフレームの対象に最も相応しいように思う。
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