SV>CX?
ミドルVツイン、SVは90°横置きDOHC4バルブ、CXは80°縦置きOHV4バルブである。SVの方が高回転型、それに較べるとCXは中低速型?という認識。
でも、毎週二台同時に乗っていると、違った感想を思う。
力の絶対値は、特に発進直後ではSVの方が上のように感じる。この理由、車重の軽さが効いている、、、そう思っていたのだが、チョット違うのかも知れないという気がしてきた。理由は、高回転域で上の回転数に行く程、回転を上げたがる傾向は?というと、SVの方が頭打ち感を感じるからだ。
SVはパワーバンドは7000rpm以上だろうけど、それ以上は、回るけど、回す意味は無い、、、、そんな印象。
一方で、CXは、軽く7000rpm以上になると、更に活発になり、上の行く程、回転上昇が速くなる。上に行く程、ツインらしからぬ吹け具合を見せる、、、、そんな印象。
間違い無く、CXのエンジンの方が上の回転域が得意な感じである。
もしかして、、、、CXが高回転型、SVが中低速型、、、、そうなのかもしれない。
まぁ、どっちも楽しい事には違いない。中低速での脈動、広いパワーバンド、更に十分に上迄使える。レッドゾーン手前迄回して遊べるパワーレベル。それでいて、全く不満の感じないパワーでもある。ゆったりにも、活発にも自在に走れるのである。
同クラスのER-6に試乗したけど、敢えて買い換える程のモノではないというのが正直な感想。悪くないけど、そこまで、、、、色々乗ったけど、ツインならVツインの方が面白いというのが個人的な感想。最近のモデルで、驚く程ツインらしくない残念なのがW800、逆に、パラツインなのに驚く程アクセルを開けたくなるのがTRX850である。ER-6は、トルク、パワーに不満は無いけど、中低速から上迄、なんか単調に感じる。やはり、Vツインの方が楽しいような気がする。言葉で言えば、Vツインは『ダカッ、ダカッ、ダカッ、ダカッ、ダカッ、』、パラツインは『ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、』って感じ。低速で鼓動、高回転では連続音になる変化が楽しいのVツイン。
雑紙で言われているようなトラクション云々については、リアルな言葉で感じる事が出来る人は殆ど居ないきがするが、排気音、振動の出方が独特なリズムを刻むのがVツインだ。
ツインを買うならVツイン、、、、そんな気がする。Vツインの方が上の回転域も楽に回るし、低回転域での付きも上のような気がする。SV、CXと味の異なるVツインを持っていると、パラツインを選ぶ理由があまり見付けられないのも事実だ。
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