ピストバイクにクイックリリース
以前も記事にしたことがある。
我が家では、ピストバイクにもクイックリリースハブを装着している。ボルト留めの方が確実だけど、出先でのパンク等に対応するためには、クイックリリースは便利故に捨てがたい。
しかし、、、、単純にハブ軸をクイック芯棒に換えるだけでは、バリバリずれる。やはり、ナット留めとは締結力が全然違う。ピストバイクでは正爪のトラックエンドでありチェーンのテンションによって芯棒が前方に引っ張られるのだ。
そこで、前方に引っ張られる芯棒を支える必要がある。
支えるために必要なのがチェーンプラーだ。
しかし、、、チェーンプラーは10mm芯棒を支える構造故に、普通のクイック芯棒だと、引っ掛ける事が出来ない。トラックエンドの幅は片側で10mmあるので、エンド幅120mmにエンド厚さ10mmを両側加えるて140mm、プラーで引っ掛ける厚みに片側2mm以上は必要だから、芯棒の長さは最低でも140mm+4mmで144mm以上必要だ。
クイック芯棒で144mm以上の芯棒を入手できれば、トラックエンドでチェーンプラーを掛けてクイック化が可能だ。
サーリーのチェーンプラーを用いれば、クイック用の3mm芯棒で引っ掛ける事もできるけど、3mmシャフトでアクスルを引っ張る構造は、チョイ不安。やはり、10mmのアクスルで引っ張る事を考えて長い芯棒を用意する事が重要。
因みに、MTB用の芯棒を用いれば、これが可能となる。トラックハブにMTBの芯棒を組み合わせれば、ピストバイクでチェーンプラーを使いながらのクイックリリース化が可能となる。なお、MTB用の芯棒でも、芯棒長さが色々なので、現物で確認しながら適応できる芯棒を選ぶ配慮は当然必要となる。
チェーンプラーを片側だけで対応する事も可能だが、結構ずれるのでチェーンプラーはエンドの両側に用いるのが望ましい。
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