GSX-Rのバックミラー
80年代GSX-Rシリーズのバックミラー、重量車程、アームが短い。
GSX-R750/1100用はアーム長が50mm程度、GK71F型GSX-R400で70mm程度、GJ72A型GSX-R250では150mm以上となる。
アームが長い程、両サイドにはみ出す訳だ。
このアームの長さの違いは、カウルの取り付け位置が車体中央から如何ほどの距離にあるか?の違いである。
GSX-R750/1100では、アッパーカウルが非常に大きく、取り付け位置自体が相当に外側に位置しているが、GSX-R250ではアッパーカウルが非常にコンパクトであり、ミラーのマウント位置自体が、それ程外側に無いのである。
我が家のガンマでは、GSX-R750用もミラーを利用していたが、ミラーは非常にコンパクトでカッコイイのだが、ミラーの半分以上に身体が映る状態。身体を映さないようにすれば、後方ではなく、斜め横後しか映さず、見たい視野が得られないのがネックだった。
GSX-R400用のミラーも候補だが、その位置に仮置きして視界を確認すると、、、やはり、ミラーの半分程度に身体が映る状態。どうやら、頭の位置とミラーの位置が近いので、400用と750用のミラーのアーム長の違いでは、視野に大きな変化が得られないようなのだ。
結果的に、GSX-R250のミラーを利用することにした。これ、ミラーのデザイン自体は正直今一。アームが長く、ミラー本体自体は小型。なんだか、昆虫の触角の如く。
しかし、視野は良好で身体を映さず視界を確保出来るようだ。
しかし、この同時代のGSX-Rシリーズのミラー、アームの長さがアッパーカウルサイズに併せて全て違うのである。普通考えたら、全部同じにしそうだけど、敢えて換えてあるっていうのは、改めて感心させられる。
因みに、ガンマのミラーは、角形でステーは結構長めなのが標準。同デザインの250ではアームが短めだったけど、これも取り付け位置の違いを繁栄してアームの長さを換えていた訳だ。大したモンである。
ミラーを流用変更する場合、流用元の車両に取り付けられた状態で、ミラーのスパンが如何ほどか?を考えて選ぶのが大事ということだろう。
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