単車維持するなら
SV、CX、ガンマ、、、、二月から毎週乗っている。
三車とも二月以降、プラグ、バッテリーは新品に交換している。
インターバルが長く空いた直後の始動性は最悪だったけど、四月中旬現在、何れも始動性は良好である。チョークを引いて、キック一発、セル一発で始動する。始動して各シリンダーの失火頻度も少なく割と早く着火が安定するので、アイドリングの安定も早いようだ。
長期間エンジンを掛けない状態が続いた後の始動性の悪さを考えると、、、、
・キャブ車の場合、フロートチャンバー内のガソリンの劣化、ジェットの詰まり
・バッテリー放電による電圧低下に伴うセルモーターの作動不良
更に、エンジンを掛けても、チョークを引いて掛けてアイドリング後の停止を繰り返すような保管状態が続くと、、、、
・大量のガソリンによるプラグ、燃焼室~排気系の煤けた状態による始動不良
実際、『始動~アイドリング~停止』のみを続けた車両では、プラグは煤け、長期間続けた車両では、始動困難に陥った時の症状は、マフラー外での爆発で『パ~ン!』という音を発する事がある。マフラーエンドから真っ黒い煤を大量に掃き出したりする。
始動時はチョークを引いて濃い状態の混合気を送るが、その状態のみを継続すると、明らかに燃料が濃すぎとなるので、こういう保管はNGである。やはり、単車はスロットルを開けて乗ってナンボである。今は、確実にレッドゾーン手前迄回す乗り方だ。
機関内の煤を除去するには、少なくともエンジンを掛けたら、しばらくは走行し続けないとダメ。エンジンを掛けるだけなら、もしかしたら掛けない方がマシだろう。
長期間乗らない訳ではなく、二週間程度のインターバルで乗るような場合の保管は、キャブ内のガソリンを抜いて、バッテリー接続を遮断するのが望ましいが、それ自体の行為が面倒臭い。自身は、停止前に燃料コックをオフにして(負圧コックのSV以外)フロートチャンバー内のガソリンを極力消費させるような乗り方をしている。
今現在は、毎週乗っているので、取り敢えず燃料コックオフ程度で済ませている。毎週乗るという使い方に換えて三ヶ月経過だが、要約、始動性は良好な本来のコンディションに戻ったようだ。今後は、この状態を持続させたい。
なお、小排気量車で、チョークでの始動はOKなものの、チョークを戻したらスロットル操作に付いてこない場合があるけど、それはスロー系の目詰まりが原因。小排気量車はジェット系が特に小さいので、長期保管は極力さけるか、手間でもフロートチャンバー内のガソリンを抜く配慮が必要。
なお、始動にバッテリーは重要だけど、通常MFバッテリーは高くても国産品がベスト。開放型バッテリー、2ストのバッテリーでは、国産バッテリーも悪くないけど、互換のセミMFタイプである『駆』バッテリーが強力でお奨め。重量はあるけど、セルの回りは力強い。
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