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2015年6月 2日 (火)

自転車取り締まり強化

6/1、新しい自転車の取り締まりが始まった。3年で二回の『赤キップ』で3時間、5700円の講習が義務化とのこと。自転車運転者講習制度が始まるのだ。

そう、赤キップ2回で講習だそうだ。

ということは、従来より厳罰化ということだけど、高額な罰金の赤キップ自体を頻繁にホントに切るのか?というと、かなり怪しい。

法令違反14種別を重点的に取り締まるしまるそうだけど、一時不停止とか、安全運転義務違反でも赤キップで摘発するのだろうか?飲酒運転なら判るけど、全てを赤キップ横並びで摘発対象というのは、どうも現実的でないような、、、そんな気もする。因みに、安全運転義務違反リスクとしては、歩道で7~8km/h以上の走行、片側イヤホン、ハンドルでの荷物ぶら下げ運転も違反に該当するリスクがあるそうだ。因みに、自転車は車道が基本だけど、子供は歩道を走ってもOKだそうだ。

自動車等での青キップ反則行為での摘発を適用する方が、取り締まり自体が実践的に行えるような、そんな気がする。

勿論、重大な違反は赤キップで異論は無いけど、青キップ二回で講習義務化、赤キップなら一発で講習義務化といった方法の方が良いように思う。

初日はニュースで盛んに取り上げられていた。NHKでは、若者は『ながら運転』、お母さんは『スピード違反』、シルバー世代には『一時停止違反』を特に注意して欲しいとの事。

昨今、健康ブームで自転車ブームのようだけど、個人的には、多くの人間が集まり、荷物を装備して、時間に追われるような状況である通勤では、自転車なんて使わない方が安全のような気がする。健康目的の自転車利用なら、休日早朝で誰も走っていない世界を走るのが一番健康にも安全にも良いような、そんな気がする。

因みに、県内では昨年一年で自転車事故で死亡者12名、その内9名が危険行為由来だそうだ。まぁ、取り締まりはしっかり行う方が良いだろう。

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コメント

こんにちは!
赤キップで不起訴だったんなら、納得です。
どうも、赤キップで即五万円払わされているモノとばかり思っていました。
赤キップの青キップ運用なのですね!
で、不起訴の場合、赤キップは交通前科になるのでしょうか?
結構、知らない事が多いようです。

自転車の歩道走行は禁止というのは、徹底して欲しいですが、インフラ整備が必須ですね。例外として高齢者、子供を容認するよりも、判りやすく完全に歩道から排除出来るインフラ整備をしっかり進めて欲しいですね。
それから、スポーツサイクルの集団走行云々を公道に持ち込むのは、やっぱりアホですね。

投稿: 壱源 | 2015年6月 2日 (火) 10時09分

 今回の罰則強化(規制は変わっていない)は、赤切符の青切符的運用が目的のように思います。
 免許制のない自転車には、青切符が切れないので、従来から赤切符でした。ただ、聞くところによれば、自動車の青切符とのバランスから、赤切符を切っても、ほぼすべて不起訴(=ペナルティーなし)。何回繰り返しても不起訴であった模様。
 今回、赤切符一回目は不起訴(赤切符を切らないと記録に残らない)、二回目で講習とするようです。三年の期限付きということも、自動車の青切符の一定の無違反期間で点数復活に近いかと。
 個人的には、東京オリンピックまでは、一回目で講習にしてほしいと思います。自転車先進国から見た日本のイメージは、「自転車が歩道を走る野蛮な国」です。先進国中ダントツの自転車事故率は、自転車への歩道解放に起因する歩行者意識での走行が主な原因であり、世界に恥ずべきものであると思います。
 一般に正しいルールを普及させることは重要ですが、スポーツサイクルショップがクローズドレースでのルールを公道に持ち出しているのも問題です(例:集団走行でのローテーションは、車間距離不保持、並進違反になり、多くの場合、三人目以降の前方不注意・信号無視を招く。手信号も、車には理解できない独自のもの)。
 自転車が歩道を走ってよくなったのは、現皇太子が中学の時。以後40年以上かけて自転車は歩行者という意識を育ててきたのですから、自転車は車両という意識に戻すのには、相当厳しいことをしなければならないと思います。

投稿: ひでさん | 2015年6月 2日 (火) 08時48分

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