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2015年6月12日 (金)

オッサンに必要な運動は?

オッサンに必要な運動、それはウォーキング、スイミング、ランニングに非ず。
チョイ前迄は、痩せるために有酸素運動、、、これが大事という風に、何の疑問も抱かずに思っていた。
しかし、五十代に突入すると、それは大きな誤りであることに気が付いた。

ウォーキング等の有酸素運動が必要なのは、二十代、三十代の肥満対策に限り有効なのである。
四十代、五十代、そして六十代に向かう程に必要なのは、有酸素運動ではないのである。

何が必要か?というと、加齢によって痩せ細って衰えていくモノを失わせない運動なのである。
そういう意味で考えると、有酸素運動というのは、ダイエット目的で摂取制限を併用していると逆効果。

このところ、肥満体の中高年よりも、痩せ形の中高年の体調不良を耳にする事が多い。痩せているというのは、一見、生活習慣病由来の様々な問題が無いから良さそうだけど、身体を構成する成分が不足しているのである。元々痩せているというのは、食習慣が現状において細い食となっているのだ。肥満の人は、少なくとも栄養分の摂取は行っている。摂りすぎなだけだ。どっちがヤバイか?というと、摂りすぎの人は、摂った分を落とす運動が有効だけど、痩せている人には、危機感も芽生えていないだろうから、そのままの状態が続く訳だ。運動習慣が無いから筋肉も付かない。

加齢とともに失われるのが筋肉。加齢による老化を食い止めるには、筋肉減少を如何に防ぐか?なのだ。そう、大事なのは、無酸素運動、つまり、筋トレである。しっかり食ってタンパク質をガンガン摂って筋肉を付けること。特に四十代以降においては、有酸素運動よりも筋トレ等の無酸素運動こそが大事なのだ。有酸素運動で痩せる前に、筋トレで増量すること。これが大事なのだ。
筋肉こそ代謝の根源である。活発な代謝こそが身体をフレッシュに保つ秘訣。身体の構成をフレッシュに保つ事ができれば、様々な疾病リスクを軽減出来るのだ。

筋トレというと、一般的には局所だけに偏るけど、加齢後の筋トレではバランス良く筋肉を身に付ける事が重要。ベンチプレスで大胸筋だけ付けてもバランスが悪い。腕も足も背中もお腹もバランス良く、、、、これが大事。全体に万遍なく筋肉を身に付けようと思えば、普通の有酸素運動に要する時間以上の時間が筋トレにも必要だ。

四十代以降、五十代、六十代と進むに連れて、筋トレに割く割合を増やすのが有効だ。

有酸素運動を1時間行うならば、無酸素運動である筋トレも1時間行って、、、という運動習慣を身に付けるのが大事。

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