チャリ通のサラリーマン
先日の父兄参観に向かうオヤジ連中の電アシや、町内団地の路地を逆走、一時不停止で疾走するオッサンの電アシを見て以来、気になっているけど、通勤途中に市街地を疾走するスーツ姿の軽快車や電アシに乗ったサラリーマンも強烈。
通勤にロードバイクを使う連中も好きではないが、通勤ロードバイクの多くは、自歩道か車道を走行しているのだが、スーツ姿の軽快車の殆どは、完全に歩道を走行している。
そして、市街地ほど、或いは、大企業に近い地域、例えば、マツダ本社とか中電本社に近くになると、歩道を歩行する歩行者をパイロンと見立てたスラロームが如く、複数台のチャリがジムカーナの如く歩道を疾走している。
信号を守る連中は殆ど居ない。市街地の歩行者信号というと、歩行者も守らないが、スーツ姿のサラリーマンの90%は信号無視。臨機応変に車道、歩道を行き来するのは、構わないけど、少なくとも車道に出た時に右側通行で逆走したり、信号無視はNGだ。
しかし、、、スーツ姿のサラリーマンの電アシ、軽快車は、逆走、車道と歩道の縦横無尽な往来、一時不停止に信号無視はザラ。こういう奴らの90%は、雨が降れば傘さし運転だ。そりゃぁ、確かに傘さし運転は出来るかも知れないが、禁止事項故に、行うのはNGだ。合羽、ポンチョを着用すれば済む事なのに、、、、
正直、自転車ブーム、健康ブームで自転車が売れている反面、自転車マナーの悪さが指摘されているけど、マナーの悪い自転車って、果たして、どれよ?っていうと、年齢層区分、車種区分、曜日時間帯区分で、通行状況調査でもすれば、ブームでマナー悪化という時に悪者にされがちな、スポーツサイクルよりも、現実は、市街地、通勤時間帯で市街地を爆走する自転車ばかりなのが浮き彫りになるように思う。
通勤サラリーマン以外にも、送迎主婦、通学学生も含んで混沌としているけど、送迎主婦が子供乗せチャリでジムカーナ的爆走は有り得ない。信号無視はあっても速度はスローだろう。通学学生っていうと、殆どが友人と話しながらの複数での併走状態でのゆっくり運転+信号無視レベル。競争状態で爆走するのは、通勤サラリーマンの一択である。競争系のサラリーマンの目は、常に怒ったような目で、何かと闘っているような雰囲気。それ故に、競争状態になるのかもしれない。表情にゆとりが無いのである。軽快車、電アシを使う通勤サラリーマンの市街地走行状況が最も危険ではないだろうか?
企業に通勤しているという意味で、層的には最も一般人に近いと思われがちだけど、更に、深く考えると違うような気もする。通勤で電アシ、軽快車を利用して暴走するというと、その生活の裏の趣味を、なんとなく想像出来てしまう。そういう選択の結果というのは、私生活において、もしかしたら楽しみの選択肢が少ないような、或いは、職場におけるストレス度合も少なくないような気もする。こういう典型的な勤め人が、歳を取ると、五月蝿い頑固ジジイに変貌するのかもしれない。
近所の例でいえば、電アシ暴走系のお父さんが、休日育児で子供と遊んでいるのを見た事も無い。休日、近所の公園で遊ぶ男親っていうと、凄く限られているのが現実。そういえば、自身の町内では、男親で子供と遊んでいる世帯というと、20%にも満たない。殆ど、母親オンリーだが、自転車、ボール投げ等々となると、本来は男親の役割だが、そんなお父さんは結構少ない。
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