ブログの効能
基本、有名でもないブログの発信力なんて、たかが知れている。そんなブログに載せる日記なんて、言ってみれば、何時でも何処でも見る事が出来る備忘録に過ぎない。
備忘録的な日記故に、内容は書き手の日常の感想だ。感想故に、何某かのイベント、事件、事故に対して思う事がブログの内容になる。もっと言えば、思う事っていうのは、喜びだったり、不平だったり、愚痴だったりするわけだ。
それ故に、本人以外が読んでも、実は殆どタメにならないような気もする。
こんなブログ、何か良い事があるか?というと、日常を振り返って文章に起こす作業の結果であり、こういう作業を繰り返し文章を作成するというのは、思った以上に脳内を活性化するもの。案外、認知症予防に非常に効果的かもしれない。更に、文章を起こす癖が付けば、文章を書き起こすために、日常に対して注意力が高まる。そうすれば、書き手の興味の対象に対して深い考察が生まれる。これは、趣味の深化にも繋がるもの。趣味の深化によって、色んな趣味に対する知見が深まったり、日常行動、週間が熟成されたりする。
その結果が、例えば、ダイエットでの減量目標達成だったり、運動における目標クリアだったりする。
そうすれば、ブログっていうのは、個人にとって、知見と活動、健康を高める悪くないツールである。
更に、ブログの読者によっては、そういう内容を見て感化される人も居るかも知れないし、そういう風に考えれば、周囲に対してプラスの影響を与える事も考えられる訳だ。
まぁ、個人のブログ故に発信力は大したことないだろうけど、間違っても、虚偽や偽りの文章によって個人が特定されるような文面で攻撃したりすることは行うべきでない。そういう配慮さえ忘れなければ、ブログで日常を文章に書き起こす行為は、案外有意義かも知れない。
| 固定リンク
コメント