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2015年6月28日 (日)

部屋片付け

近年は『コンマリ』さんとかの片付け本が流行しているそうだ。
でも、正直、あんまり興味はないのだ。

片付けというと、選択と集中に限るのである。

自身の片付けというと、やはり必要に迫られて行う。そして、片付けにおいて正論と思われるモノ減らしだが、それが必ずしも正義とも思えない。
実際、保管しているモノは、十年前、十数年前のモノでも記憶に明瞭に残り、それを使う事がある。使うかどうかの判断を、数年来使っているか否かだけでの判断は後悔を招くのだ。

片付けの基本は、必要なものを利用可能か形で利用しうる空間に格納める事である。格納可能な空間の許容容積と格納すべきモノの占有要求容積の兼ね合い次第であり、許容容積>占有要求容積を満たすかどうかなのである。

つまり、許容容積の空間利用率を最大限まで確保することが大事なのだ。

それに必要なのは、何と言っても作図と配置のシミュレーションに限るのだ。コレ次第である。

自分の場合、昨年、収納付きの六畳書斎を子供部屋に明け渡すのだが、移動先は収納無しの四畳半納戸である。ここに自転車9台、パソコン6台+複合機(パソコンデスク、メタルラック)、本棚2本、ラジコンセット、収納に入っていたライディングジャケット等を格納するのである。六畳間でも手狭だったのだが、これを四畳半に格納するというと、相当に難儀、、、、、

で、何を行ったか?というとCADを使った空間への配置シミュレーション。空間の利用率を高める方法の検討だ。
空間の利用率を高めるには、容積率を高める方法であり、高さ方向を目一杯利用できるような配置だ。

結果的に、自転車8台、パソコン6台、複合機、パソコンデスク、ラック、本棚、衣装ケースを上手い具合に配置して書籍類も相当数格納している。

行ったのは、部屋に合わせた収納の配置だが、本棚、収納ボックスを組合せ、床から天井迄無駄無く収納空間を確保して、配置している。無駄の空間は殆ど無しだ。部品類は、可能な限り分別を行い、ネジは呼び径、長さ毎に仕分け、そして使用頻度に従いエリア毎に収納。使用頻度の低いモノはアクセスの悪い箇所に収納。収納は利用頻度、種類毎に小分けした箱単位で収納。箱には、内部に何が入っているかが判るようにメモ書きシールを見えるように貼り付けての収納だ。書庫は本棚+収納ボックスで天井迄隙間無く配置。本棚への収納も書籍種別毎に配置してある。パソコンを収納しているアングル棚はサイド面にメタルラックのメッシュパネルをインシュロックで固定して、パネル面に必要なモノを小分けで収納するラックを配置して、筆記用具、常備品、ルーター類を配置してある。

極めつけは自転車で、縦置き吊るし式で2m×1.5mの専有面積に9台収納である。四台を縦置き、手前に2台横置き、吊るし下の隙間に折り畳み自転車を3台収納だ。出すのは大変だけど、利用頻度の高い車両は簡単に取り出せる。まぁ、自転車を減らすのも手だけど、それには、屋外ガレージの単車の整理が進んでからの話である。取り敢えず、空間の効率的な利用という面から見ると、殆ど極限状態に近い状況。

因みに、子供部屋へのベッド、勉強机、本棚、ラックの配置もCAD上で配置検討を行って実践した。やはり、寸法を計測して配置を検討するのが一番である。

因みに、研究所工場棟における管理ルームの設計、工場棟における装置配置も全部CADを使った配置検討の上に寸法を決定して行っている。
数値通りだから、完璧である。

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