脳卒中スペシャル!
若くても発症!夏こそ要注意なんだそうだ。
夏、脱水が大きな原因。そのため、血液が粘つくような状態となり発症の切っ掛けとなるそうだ。
脳卒中、脳の血管が破れたり、詰まったりすることで生じる症状のこと。全国患者数は124万人、5年後は300万人とも言われている。脳梗塞、脳出血、くも膜下出血がある。脳梗塞は、血管が詰まるタイプで三種類で、ラクナ梗塞(5mm以下の細い血管の詰まり)、アテローム型脳梗塞(コレステロール等での脳血栓)、心原性脳塞栓症(心臓からの血栓が原因)の三種類。脳出血は血管が破れるタイプで、脳出血(血管が破れる)、くも膜下出血(動脈瘤が敗れる)の二種類。
そんな脳卒中のサイン、Face(顔の表情の異常)、Arm(腕が左右均等に上がらない)、Speech(ろれつが回らない)、Time(急いで救急車)を覚えておくと良いそうだ。一つでも該当すれば脳卒中のサイン。
脳卒中は50~60代で突然発症するのが特徴。高血圧、高血糖、高脂血症がリスク要因、肥満、煙草、酒、ストレス、遺伝、年齢、食生活の変化がリスク増加要素となる。血圧変動の大きい真夏・真冬が要注意だそうだ。
脳梗塞の前兆は、半身に力が入らなかったり、痺れたり、めまい、モノが二重に見えたり、舌がもつれたりするそうだ。特徴は24時間で症状が消えてしまうので見落としやすいとのこと。
脳出血は高血圧が原因、予兆は無く、稀に目が見えにくかったり、ズキズキする頭痛を感じる事が或る程度。血圧変動の大きな日中の活動時に多く、トイレ、風呂で発症するのが特徴だそうだ。
くも膜下出血は、若い働き盛りの人に多い。時と場所を選ばず突然発症するそうだ。破裂するまで無症状。発症時はハンマーで殴られたような激痛を伴う。
脳卒中患者の60%が後遺症。運動障害(片マヒ、半身マヒ)、うつ症状(喪失感)、感覚障害(しびれ、感覚無し)、言語障害(失語症、構音マヒ)、排尿障害(失禁、頻尿、尿が出ない)、視野障害(視力低下、視野が狭くなる)といった障害が残る可能性が高いそうだ。
もし脳卒中が見付かったら、治療法としては脳血栓に対しては頭蓋骨内でのバイパス手術、脳梗塞に対しては機械的血栓除去術といった方法、他には、薬物療法による出血拡大防止、開頭血腫除去術、動脈瘤ではクリッピング手術、コイル塞栓術といった方法があるが、大事なのは、予防、再発防止であり、塩分過多、喫煙、酒とコーヒーを控え、有酸素運動をするのがオススメとのこと。チェックとしては毎日血圧測定を行う事。
まぁ、一言で言うと、しっかり運動して健康状態を健全に保つ事が大事ということ。健康が維持出来れば、血圧は安定するし、血液検査での成分検査でも大抵は健全域に入っている。そのためには、しっかり食って、しっかり動く事が大事。
発症してリハビリと格闘する苦労を思えば、発症前に運動習慣を身に付けて日々の生活を律しておけば大丈夫ということだ。
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