オッサンの体型
オッサンの体型、一般的には筋肉が減って姿勢が崩れる。肩が前方に出て、背中が丸くなり、頭が前方に突き出す。デブもヤセも基本は同じフォルム。デブになると、これに腹の丸さが加わるパターン。
こういう体型化は三十代から進行し、四十代で見た目にも顕著になる。そして、五十代になると、後戻りできないような身体に仕上がるパターン。
今時の健康ブームの影響からか、ウォーキング、自転車通勤等々に目覚めるオッサンが少なく無いけど、基本はオッサンフォルムから抜けきらない状態。
ウォーキング、自転車通勤で得られるのは、余分な脂肪の除去程度であり、身体のフォルムを決定づける筋肉迄は身に付ける事は不可能だからだ。
姿勢を保つに必要なのは、なによりも筋肉である。筋肉無くして姿勢は保てない。そして、筋肉は、有酸素運動如きでは身に付かないのである。筋肉を身に付ける術は、筋トレオンリーである。更に、筋肉の絶対量は、一ヶ月に100~200gも付けば御の字なのだ。純粋な筋量は年に1~2kgが限界だろう。割れた腹筋が見えるようになったとか言う話があるけど、あれは、筋肉量増加というよりも脂肪除去による効果であり、筋量絶対値が大幅に増大した訳ではないのだ。
しかし、そんな地道な筋トレを続けて、一年に1kgずつでも筋肉を付ける事が大事。これを5年すれば5~10kgの筋肉量がアップする。体重60kgのオッサンが5年で70kgになって筋量が+10kgとなれば、姿勢は激変だろう。しかし、年に最大で2kgの筋量を手に入れるのは、相当に管理されたトレーニングで筋トレするしかない。
そんな筋トレ生活、、、、オッサンには現実的には不可能かもしれない。ただ、それを諦めるか?或いは、無理に時間を作ってでも筋トレを続けるか?によって、オッサンがジイサンになった時に大きな差となって現れる。
逞しいオッサンであるならば、十年頑張って、逞しいジイサンを目指すのが理想だ。
怠けて、世間一般の所謂オッサンな体型になるのだけは避けたい。
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