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2015年7月18日 (土)

スーパーチャージャーの過給異常

先日、アクセルを踏んでも過給圧が立ち上がらない、、、、但し、それが一時的な症状、、、そんな話を記事にした。
配管チェックでも異常無し、、、状況が改善しないままだったのだが、ソレノイドバルブをつついていたらいつの間にか症状が消えた。

しかし、今度は、時折、過過給状態となる場合が発生。上限0.5Kの筈が、0.8~1.0Kの過給圧を示したのである。瞬間、アクセルを緩めて過給が掛からないように対処して速攻で帰宅。異常発生前日では、軽く踏んだだけで過給圧が0.5Kに到達していたので、それはチョット違和感があったのだ。過給圧が0.5Kになるのは条件が揃った全開加速時のみで、通常は0.1~0.2K程度だからだ。

で、過給不良異常時に調達していたダイヤフラム、ソレノイドバルブ、オリフィス付きニップルを交換してみた。

この構成部品は、バイパスバルブの駆動系である。バイパスバルブはスーパーチャージャーの上流下流を結ぶバイパスラインの開閉弁である。バルブ閉でフル過給、バルブ開で過給オフである。開閉はスロットル上流位置での過給圧検知だ。この上流域での過給圧を検知し、設定上限圧を感知の上、ソレノイドバルブの開閉を行って圧力開放するのである。ここで圧力開放は、ソレノイドバルブによってダイヤフラムの一方の圧を抜いてバイパスバルブがオープンされる訳だ。

過給異常の原因は、過給圧上限コントローラー、オリフィス付きニップル、ソレノイドバルブ、ダイヤフラムの何処か?と思いパーツを調達していた。その際、ソレノイドバルブの脱着で問題が解決したかのように見えていたのだが、オーバーブーストとなると、ソレノイドバルブが作動していない事であり、それは過給圧コントローラーに圧が検知されていないのが原因と言える訳だ。過給圧コントローラーが過給上限を検知出来ないからソレノイドバルブがオープン出来ないのである。そうすると、過給掛かりっぱなしとなる訳だ。

そこで、、、、オリフィス付きニップルを交換して、併せて、ソレノイドバルブ、ダイヤフラムの交換迄行ってみた。

交換後、オーバーブーストの兆候は見えない。

交換したパーツをチェックすると、ダイヤフラムに異常は無い。ソレノイドバルブも問題無さそう、しかし、オリフィス付きニップルは三方から息を吹き込んだり吸ったりすると、粉っぽい異物が出てきた、、、、オリフィスに詰まっていた可能性がある。
仮に、オリフィスが詰まっており、過給圧コントローラーに圧が届かないと、ソレノイドバルブが駆動できず、オーバーブーストの兆候を来す、、、、

恐らく、これが原因か?と思われる。取り敢えず、ソレノイドバルブ、オリフィス付きニップルの予備品は確保しておく方が良いかも知れない。

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