出力数値
最近のスポーツバイクの出力数値、驚く程強力である。
リッターバイクのスーパースポーツの類、国内向けでも120PS~150PS、逆車だと向け先にも寄るけど170PS~200PS、ツインでも170PS以上が普通。
80年代迄遡って考えると、750で77PS、400で59PS、250で45PS、125で22PSだ。
コレに較べると、驚く程強力だ。
そして、売れるのは数値の大きなモデルだ。
しかし、高速道路ならいざ知らず、実際に峠に乗ってどうか?っていうと、広島の畑賀峠レベルだと125クラスで十分以上のスピードが出る。
1982年、峠に初めて出掛けた時に一緒に走ってくれた人のモデルを思い出すと、Z750GPが70PS、RZ250R(初期)が43PS、MBX125Fが22PSだ。その際に乗っていた自分のモデルがZ250FTで27PSだ。
これで十分以上だったし、一番速かったのがMBX125Fだ。
その後、乗り換えて最終的にガンマ500で通っていたけど、馬力はハッキリ言って不要なレベルだ。今まで乗ってきたモデルで一番速くはしれたのは、、、、CB125JX改175仕様だ。当然、今、SV、CXで行ってもアクセル全開なんて出来ない。
それ故に、エンジンなんて峠なら付いていれば基本OKという印象。故に、170PS以上のリッターモデル、100PS以上の600ccモデルのスペックを見ても、それが決め手にはならない。
気になるのは、車重、乗車姿勢レベル。実際に走る領域において使うエンジン回転数とギアポジションがどうか?といった部分。敢えてスペック面で言うと、エンジン型式くらいだ。並列エンジン車は今一、アメリカンは今一、、、、そんな感じ。V型で前傾姿勢で過剰な装備が少ないモデル、、、そういうのが好み。
それ故に、今の愛車がSV650Sだったりするのだ。
しかし、、、、心の何処かでハイパワーモデルはどう?という気持ちがあるのも事実。
ただ、ハイパワー、、、それだけで実際に買う事が無いのも事実。
ハイパワーモデルなら、ハイパワーであること+αが必要。そのα部分次第では、スペック数値の僅かな違いはどうでも良い印象。
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