握力が強い程長生き
握力が弱いと死亡リスクが上昇ということ。
握力が5kg弱くなる毎に、何らかの原因で死亡するリスクが16%増えるという。心筋梗塞リスクが+7%、脳卒中リスクが+9%だという。
死亡率と身体状況の関連度合調査では、握力調査は収縮期血圧よりも死亡リスクとの関連性が高いそうだ。なお、糖尿病、転倒による骨折との関連は見られず、年齢、学歴、喫煙、飲酒で調整しても結果は変わらないと言う。
握力検査は費用も安価なために、死亡リスクを見極めるには有用な方法だという。
データによると、握力の弱い組(男性35kg未満、女性19kg未満)を基準に調べ宇土、握力が強い程死亡リスクが下がる傾向。
最も握力が強い組(男性47kg以上、女性28kg以上)では、死亡リスクは4割少ない。循環器系の病による死亡リスクでは、弱い組の半分しかないそうだ。
注意は、握力を鍛えればよいわけでなく、日常の運動状況が握力に反映されたと考えるべき、、、と、尤もらしい話だ。
握力を高めるには、何が必要で、その何が死亡リスクを低くするか?という因果関係を見付けるのが今後の課題という。
因みに、握力強化用ハンドグリップ、45kg、55kg、65kg、70kg辺りまでなら結構リーズナブルに入手可能。80kgになった途端、凄く高価になる。
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