スーパーチャージャー、現状
プロボックスS/Cの低開度での過給不良から始まった違和感、どうやら治まったみたい。異常症状と対策を時系列でまとめると次の通り。
1.過給不良が週に一回程度現れ、最終的に毎日一回程度現れる。低回転域、高いギア、遅い速度でジワッとアクセルを開けると過給が抜けるような症状。
2.プーリー、ベルトを交換するも、症状は改善せず。一度だけオーバーブースト症状を呈する。不思議、、、、。
3.ソレノイドバルブの接点清掃、フィルター清掃を行う
4.不調症状は治まるが、過給の立ち上がりが異様に早い気がする。
5.翌日、アクセル低開度でフル過給となる。チョット踏み込むと0.8K~1Kを示し慌ててアクセルオフ。
6.ダイヤフラム、ソレノイドバルブ、オリフィス付きニップルを交換する。
7.過給感はあるものの過給圧の立ち上がりが緩慢過ぎる。アクセル全開にしないとフル過給にならない。過給の立ち上がりに引っ掛かりを感じる。
8.ダイヤフラムからの駆動ロッドの軸移動方向の遊びを取るようにダイヤフラム位置をずらして、軸垂直方向の遊びを敢えて残してダイヤフラムの滑りへの干渉を抑える。
9.10日経過で異常無かったけど、再度ブースト不良発生。
10.挙動的には、過給が掛かった状態からアクセルを抜いて負圧側になった状態から、再度アクセルを踏み込んだ時に過給圧が立ち上がりづらくなり、過給圧が掛からない挙動。現状、ダイヤフラムの動作不良っぽい印象。アクセルオンでダイヤフラムが動き、バイパスバルブを閉じけど、アクセルオフでダイヤフラムが戻った状態から動きが悪ければバイパスバルブを閉じる側の動きが出来なくなる、、、、そんな印象。
実際、ダイヤフラムが戻った状態では、ダイヤフラムの動きだしに引っ掛かりがあるような感じ。
11.そこで、ダイヤフラムが戻った状態で、引っ掛かりが生じない位置迄ダイヤフラムの位置を調整してセットしてみた。なお、それに併行して、圧力ラインのホース交換、樹脂部品の交換も行ってみた。処置後3日目、異常なし。
| 固定リンク
コメント