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2015年7月29日 (水)

ライディング感覚

毎週単車に乗るようになって半年経過である。
学生時代のように一日100kmを毎日乗るようなリズムではない。週一のペースで70km程度を走行する程度だから走行距離は少ないけど、週一のペースで乗り続けていると、少しずつ車体の扱いに昔の感覚のような違和感の無さが蘇ってくるのが判る。

月一以下のペースでしか乗っていない期間では、乗り始めにおける車体の扱い感や、バンクさせる時の緊張感、低速走行での安定感といった部分で、自覚して下手くそを認識していたけど、最近は、そういう感覚は薄らいできた。

流石にフルバンクさせようという気にはならないが、結構寝た状態に持っていく事に違和感は感じない。タイヤのグリップ感もしっかり判るし、比較的、余裕を持って扱う事が出来るような感覚である。走行エリアを全て峠にしてしまえば感覚の再生は更に早まるだろうけど、単車の動体保存を完全に!というのが最大の目的だから、各ギアポジションで上の回転域迄出来るだけ回せるような使い方を重視しているから仕方ない。

基本、街乗り中心だけど、コース的には、川沿いで信号の無いストレート区間、山間部に拡がる団地の裏側の連絡道のワインディング区間、幹線道路で流れの速い区間、ちょっとした峠というコース。昔通っていた畑賀峠のような郊外の峠は無いけど、速度変動が大きく、結構曲がりくねっている道が多い。重量車を扱うには低速よりな道だけど、ロー、セコでレブリミット迄回せるので、扱い、操作の感覚を呼び戻すには丁度良いコース。
もう少し時間が取れるようになれば、畑賀~瀬野辺りの峠周回もコース設定に組み込んで、昔の感覚を更に呼び戻すようにしてみたい。

勿論、自転車に乗ってしっかり踏めて持続できる体力も大事なので、そのための時間を侵食しないように時間配分する予定。まぁ、自転車は早朝限定(土日の朝6時~8時)、単車は昼下がり(日曜の午後2時~4時)限定だから、基本、時間がせめぎ合う事は無い。

自転車を乗り切れる体力があるから、今の年齢でレプリカで遊べるのだろうし、レプリカで攻める事が出来るから、自転車の峠の下り等では、怖さもなければ、なんの緊張感も感じないのだろう。単車で峠をアクセルオンで下って走る感覚に較べると、惰性で落ちる自転車の速度なんてたかが知れているのだ。

過去の一時期、単車で峠から遠ざかったのは、体力の衰えで身体が動かなくなってきたというのも大きな理由。単車で遊ぶには体力が大事。その体力には運動習慣が必要で、その中の一つが自転車。単車趣味と自転車生活は、相反するものではなく補完しあうモノ。

この単車で峠で楽しんで、自転車で川沿いを35km/h以上で巡航するという状態はずっと維持していきたいけど、恐らく、真っ当な社会人生活を行っていると、高齢になるほど、保つ事は難しいかもしれない。
勿論、高齢で真っ当な社会人生活で単車趣味、自転車趣味を持つ事はできるだろうけど、趣味の付き合い方を十代、二十代の頃と同じ価値観のまま保つのは難しい気がする。

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