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2015年7月24日 (金)

足のしびれについて

しびれ、、、加齢の原因?痛くないから良い?
そう言う訳ではないそうだ。しびれには重大な病が潜んでいる場合も、、、歩けなくなったり、切断の可能性もあるそうだ。

脊柱管狭窄症、これが痺れの原因の場合も。
腰の脊柱管の異常で神経が圧迫された結果、足のしびれを来すそうだ。
手術をして神経の圧迫を取り除けば快復する。
脊柱管狭窄症が悪化すると、ぼうこう直腸障害、頻尿、排尿困難、便秘、下痢等を起こしやすくなるそうだ。歩行障害から筋肉減衰で歩けなくなる場合もある。

神経の圧迫を取り除く手術は1週間~10日程度の入院が必要、手術に6万円程度だから入院費を入れると20万円程度が掛かるそうだ。
椎間板、脊椎に負担を掛けるのが前屈みの姿勢だから、前傾姿勢、重たいモノを運ぶという日常行動を避けるのが予防に繋がるという。

冷え性的なしびれの場合、原因が血管、閉塞性動脈硬化症、、、、それで血流が失われたのが原因という。これが悪化すると足の切断に到るという。
治療は、足先への血流状態を測定するABI検査を行い、詰まった状態を確認し、適切な血管治療をほどこすという。方法はカテーテルで詰まっている血管を広げステントを設置するもの。つまり、血流を回復させるとしびれは解消出来るそうだ。
カテーテル治療で血管の詰まりを回復できるのは、詰まりが5cm程度が限界だそうだ。

この閉塞性動脈硬化症の原因は脂質異常症、糖尿病、高血圧、喫煙、肥満。一番のリスク因子は喫煙で、これが非喫煙者と較べると三倍も違うそうだ。予兆的には、脹ら脛、足の裏にしびれが出るそうだが、その痛みの質は、正座でのしびれと同じ痛みだそうだ。(こむら返りとは違う)
原因は血液の流れの抵抗が大きいので、心臓にも負担が掛かるそうだ。60歳以上になるとリスクが増大するという。カテーテル法以外では、バイパス術もある。これは、詰まった箇所を迂回させる方法。

しびれを来す人で糖尿病を患っている人の場合、、、血流障害だけでなく、神経伝達障害が原因の場合もある。糖尿病では、腎臓病、網膜症、神経障害を引き起こすのだが、糖尿病による神経障害は、閉塞性動脈硬化症の予備軍状態だという。
糖尿病対策を施せば、しびれは消えるのである。
歳を取っても若い頃と同じ量を食うと、栄養過剰で糖尿病となり、しびれに繋がる訳で、糖尿病を治すことで、しびれも解消出来るのだ。

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