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2015年8月13日 (木)

電動アシスト自転車、10年進化の比較

先日、娘用にアルベルトeを調達した。我が家には、嫁用のアシスタスーパーリチウムも健在だ。アルベルトeは2015年式、アシスタスーパーリチウムは2004年式だから10年以上の世代ギャップがある。
アシスタスーパーリチウムは、当時としては大容量8.1Aリチウムバッテリー装備で、抵抗の少ない磁歪型トルクセンサー装備の初代モデルで、旧基準アシストモデルだ。アシスト率は走行負荷の50%アシスト(アシスト比1:1)で、アシスト逓減速度が15km/hでアシスト上限が25km/hだ。但し、S.P.E.C.3は未装備でLOW、MIDポジションでのアシスト上限は低い速度のモデル。10年間のメンテナンスで、フロントブレーキキャリパーをサイドプルキャリパーからデュアルピポットキャリパーに交換し、サドル、リアタイヤを交換してある。基本はノーマルだ。
アルベルトeは、新基準モデルでアシスト率は走行負荷の66.7%アシスト(アシスト比は2:1)で、全ギアでアシスト逓減速度が10km/h、上限速度が25km/hで、36Vの小型バッテリー装備、回生ブレーキ装備、前輪モーター駆動で、後輪はカーボンソリッドドライブというモデルである。

見た目の進化は著しく、アシスト比でいえば1:1から2:1で人力は半分で済む?的なモデルだ。
で、実際に納車後に比較試乗してみた。

正直な感想だが、、、、あんまり違いは感じないのである。人の力としては、走行抵抗での人力率は50%から33.3%だから負担は1/3少ないのだが、実際に自転車の登坂速度が15km/h弱という現実を加味すると、アシスタスーパーリチウムでの15km/h時点での人力率は50%だけど、アルベルトeはアシスト比=2-(15-10)/7=2-5/7=2-0.71=1.29となるので、1/(1+1.29)で44%となり、負担は10%減に過ぎない。この10%の差は案外感じづらいというのが正直な感想だったりする。因みに、13%勾配の道路の登坂速度を15km/h弱と判断した理由は、自身がピストで上がる時が14km/h前後だけど、恐らく、その程度の速度が現実的な自転車の登坂速度だと思うから。

最新のモデルは、良く出来ているなぁ、、、と思う一方で、10年前のモデルでも実用上の機能に大きな差異は無いということ。寧ろ、構造がシンプルな分、壊れるリスクも少ない筈で、信頼性から言えば、こっちの方が良いのか?とも思える程。

因みに、この10年以上落ちのアシスタスーパーリチウム、モーターユニットがリコール交換されており、バッテリー自体は未だに充電間隔は2週間程度、走行距離で35kmは持つので、暫く使う予定。

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