40代での運動不足
40代を運動不足で過ごすと、60代で脳の萎縮が進むらしい。
認知症リスクが高まるそうだ。
理由は、軽い運動で、すぐに息が上がってしまうのは運動不足で、心拍数や血圧の急激な上昇によって、脳内の細い血管がダメージを受けて脳細胞も破壊されるという。因果関係は調査中ながら、40代のとき運動不足の人は、これが原因で認知症を発病しやすい可能性があるとのこと。
働き盛りの40代の殆どは運動不足。それ故に脳への酸素供給効率が良くないそうだ。逆に言えば、運動をしっかり行って十分身体を鍛えていれば、脳への酸素供給の効率が良いという。
つまり、毎日、軽く運動を続けて、心拍数を高める生活を続ける事が大事。最低でも、一日30~60分程度の歩行が必要。こうすれば、脳の老化を遅らせる事も可能だという。勿論、歩行に等価な家事でもOKで、掃除、洗濯、育児でも60分程度行えば同等の効果を得られるという。
更に、運動不足と肥満の死亡リスクを比較すると、運動不足による心臓病やがんなどの疾患リスク等の死亡リスクは肥満の死亡リスクの二倍にも及ぶそうだ。恐らく、これも運動を行う事によって身体全体の循環器系が機能するかどうかで、新陳代謝の活発度の違いが影響しているのかもしれない。認知症というのは、脳という臓器の健全性喪失によって洗われる一つの症状であり、同じく臓器の健全性が失われる可能性は他の臓器でもあり得る話だろう。
40代の中年で、この生活が出来ている人というのは、主婦、それから現業系で働く人達。
逆に言えば、ホワイトカラーでデスクワークな人の多くは運動不足。運動不足な人程、ポッチャリ系の内臓脂肪型肥満体型な人が多いのも事実。運動不足で肥満になるだけでなく、ポッチャリする前に、確実に毛細血管等循環器系の微細部分が破壊されているのだろう。
40代で色んな疾病を発症する人がいるけど、多くは運動不足的な人だと言う事に気付かされる。認知症発症する人っていうのは、そういえば、事務職系で過ごしてきた男性が被いような気がする。
まぁ、こんな記事を他人事のように冷静に見る事が出来るのは、40代をバリバリ運動で過ごしてきたから他人事という意識なんだろうけど、40代でやばそうな人、結構多い。
何度かニュースで取り上げられていたけど、先日、深夜番組でも取り上げられていて再認識。自身のコメントを追加した覚え書きだ。
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