自発性趣味が大事
ストレスを抱えると、人はどんな行動に走るか?
ギャンブル、アルコール、鬱状態、、、、、そういう行動の果てに行き着くのは、失われる健康と活力。
例えば、仕事でストレスを抱えると出社出来なくなったり、或いは、責任感があれば、断り切れず長時間勤務を嫌な顔一つせず続けたりするものの、健康維持には悪い事ばかりが蓄積したりする。
こんな時、精神を保つために一番大事なのは何か?
それは、自分だけでも楽しめる世界を持つ事。この自分だけでも!っていう部分が大変重要。
誰かに引き吊られる趣味は、一人になった時、新鮮さが失われた時、案外、楽しめないもの。
一人っきりでも、使える時間なり、予算なりに楽しめる世界が大事。この世界を持つかどうか?で、気分の保ち方が大きく変わってくる。正直、割り切る事が出来れば、嫌な世界に身を置いても、頭の中は趣味の事だけ考えるようにすれば、案外楽に過ごせたりするもの。
考えるだけ、妄想するだけで楽しめる世界、、、、これが大事。その世界を持つか否かというのが何よりも大事なような気がする。
そういう世界があれば、その世界を満喫するために、自己犠牲のリミットというのが確実に存在するし、それを捨ててまで嫌な世界に時間を占有され続けると言う事はない。
そういう世界があれば、時間を確保するために、割り切りという概念も生まれる。そして、その世界を楽しむための条件、状態を維持するための努力もする。そうすれば、少なくとも心の健康が蝕まれる事はない。その世界に身体能力が必要だったりすると、物質的な意味でも体力や健康を保つ努力をするだろう。
そういう守りたい世界を一つでも持っているかどうか?これが、現代人の健康維持が可能かどうかに、大きな影響を及ぼしている。
自発的な趣味、人の影響ではなく、自分一人でも永遠に楽しいと思える世界、、、それを見付ける事が、恐らく若年時代に求められる事だろう。
一番の幸せは、その世界で生活の糧を得る暮らしが営める事だろうけど、それが叶わなくとも、そういう世界を持ち続ける事ができれば、日常のストレスは嫌な事にも耐えたり、我慢したりする事が出来る。
ということで、天職を見付ける事は出来ないかも知れないが、少なくとも、自分が本能的に好きな事は誰でも出来る訳で、これから社会に出ようとする人は、自分が自発的に選んだ世界を作る事を薦めたい。
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コメント
コメント有り難う御座います。
同世代の同僚等を見ると、多くは趣味が無く、
肥満+生活習慣病っぽくなってます。
仕事でストレス溜めて、酒等で解消、、、
気分は晴れても、身体は錆びる、、、
こういう人生だけはイヤだと思ったりします。
若い内に自分の世界が作れれば、きっと楽しく過ごせると思った次第です。
投稿: 壱源 | 2015年9月 3日 (木) 00時08分
大変納得の行くお話ですね。
ありがとうございます(*^-^)
投稿: ケメコ | 2015年9月 2日 (水) 22時34分