消化器系の癌のニュースを聞いて、、、
そういえば、先日、日本人の癌患者で、胃癌を大腸癌が抜いた的なニュースを見掛けた。大腸癌と言えば、今井雅之さんのニュースが記憶に新しいが、非常に怖い話。
因みに、大腸癌の前は胃癌がトップだったけど、大腸癌患者は高率で原発癌として胃癌も合併しているという。
転移ではなく、同時に発症する。癌に限らず、癌化前のポリープでも同様の傾向。
癌発症の因子としては、遺伝性、年齢、喫煙、飲酒、肥満、肉食というものが主。
興味深いのは、全ての病は、何れも、年齢、遺伝性、喫煙、飲酒、肥満、、、、、といったものが病の危険因子と言われている。
そして、全ての病の対策として効果的なのが、運動習慣の維持とも言われている。
結局、人間の身体を健全に保つのは、唯一、運動習慣を生活に取り込む事ということだろう。逆に、運動が出来ない状況を続けると、、、、癌に限らず、慢性腰痛、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、、、、といった病に陥る事になるということ。鍵は30~40代の過ごし方、20年の過ごし方が50代後半以降における身体の状況に大きな差異を生むということ。
しかし、40代の過ごし方というのは、多忙な時代故に、何を選ぶか?は個人の価値観次第かもしれない。育児を重視するか?己の健康を重視するか?或いは、勤務を重視するか?だろう。一日の時間は誰にも等しく24時間である。これを如何に配分するか?は、正に個人の価値観である。
40代で選ぶ道、その道で継続する取り組みが、自分の望む50代、60代を決めると言って過言ではない。
癌等の重大疾病に襲われない、或いは、打ち勝つような強靱な肉体を50代、60代で保っておこうと思えば、40代では、30代以前に完成した身体能力を極力維持し続ける取り組みが必要だろう。昨今の40代、50代の大きな話題というのは、先の癌ではないが健康を害する疾病の話。つまり、多くの40代、50代が健康が維持できておらず、多くの確率で癌や重大疾病に悩まされているということ。多くの40代、50代が価値観の選択で、恐らく己の健康をチョイスしてこなかったのだろう。それが現代の中年の悩みに繋がっているように思う。
因みに、興味深いのは元気で強靱な40代、50代っていうのは自営業的な芸能人の方、或いは、個人事業主の方に多く、病と付き合っている小太りな中年というのは勤め人の方に多い様に思う。恐らく、元気な身体を維持するための時間を生活の中に作り出す主導権を持っているかどうか?の違いだろう。健康維持に必要なのは相応の時間と睡眠時間である。これを生み出すには自身の生活の主導権を自分が握る事である。自分の生活の主導権が自分に無い場合、自分の健康の事等は後回しになる、、、、結果、健康が蝕まれていくのである。考えてみれば、働き蜂のようなサラリーマンはつらいものだ。言われるがままに生きる、、、健康維持といっても手軽なウォーキング程度、健康を維持するのも大変だ。
勤め人でも、活動の指図を受けない状態が作れれば、恐らく健康は維持出来るのだろうけど、そう簡単ではないのが現実。世のサラリーマンはつらいものだ。
まぁ、自営、経営者っていうのは裸一貫で勝負する度胸があったから、主導権が握れている訳で、サラリーマンは安全を担保して大勝負をしていない訳で、或る意味、仕方ないのかもしれない。
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