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2015年8月31日 (月)

ブレーキタッチ

ブレーキというと、マスターシリンダー、ホース、キャリパーで構成されている。
効きとい側面から考えると、キャリパーピストン面積とマスターシリンダー面積の比率が最重要で、ホースの強さ、キャリパー剛性が結構重要。
最近は、キャリパー剛性を重視してか、本体構造、マウント構造迄様々な工夫が為されているし、マスターシリンダーにしてもピストンの配置方向に工夫が見られる。

しかし、何と言っても一番影響度の高い要素はブレーキホースだろう。

ブレーキホースの膨張がブレーキタッチに最大の影響を及ぼす。ブレーキホースさえ高剛性で低膨張のホースに交換するだけでタッチは激変するものである。

ブレーキホースは通常ゴム製品で、定期的な交換が推奨されるが、現実、定期的に交換されている車両は極めて稀。車検毎に交換している事なんて殆ど無い。
しかし、確実にゴム製品故に劣化が進行し、ブレーキタッチが我慢ならない状況に到る。
そういう場合、交換するなら低膨張のステンレスメッシュホースが定番。
しかし、ホースフィッティング、バンジョーの類にアルミ製は今一。ステンレス製かスチール製がお奨めだ。アルミ製の場合、緩む場合もあるので、この部分はスチール系マテリアルが良い。

メッシュホースにすれば、古いキャリパー、マスターの組合せでもタッチが激変する。

メッシュホース、昔は安価ではなかったけど、最近は非常に安価に調達可能。ブレーキタッチが不満ならば交換するのは結構お奨め。コストパフォーマンスの高いカスタムだ。

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