« ポジション | トップページ | インサイドファスナー、バックファスナー »

2015年8月29日 (土)

筋肉って何?

歳を取るにつれて衰えるのは筋肉。
そんな筋肉って何だろう?これが、『きょうの健康』初日のネタ。

筋肉の特徴、これは触って量が実感出来るのが大きな特徴だという。
因みに、高齢者の10年生存率は、歩行速度で0.4m/sec以上か未満で大きく違うそうだ。歩行スピードが速いと、女性で92%、男性で50%だが、遅いと35%、15%に減少する。そうだ。

そんな筋肉の役割は何か?
筋肉は骨格筋と平滑筋の二種類があり、随意筋が運動目的の骨格筋、不随意筋で内臓を動かすのが平滑筋、更に心筋の三種類がある。心筋は構造的に骨格筋だけど自律神経に支配されている不随意筋となっている。筋肉が身体に占める割合は体重の40~50%で、成長期である20代迄が増加傾向、それ以降が徐々に減少していくとされている。筋肉量が減るのが加齢変化である。因みに、70代となると20代の40%以下になる場合もあるという。

しかし、その筋肉の減り方が速い人が問題となるそうだ。そんな筋肉を減らさないには何が有効か?筋肉は合成と分解を繰り返しているが、分解量が多いと筋量が減少するのである。合成要因は、適切な食事、運動、男性ホルモンで、分解要因は、栄養不足、運動不足、肥満・メタボであり、合成要因を高め、分解要因を減らす事が大事なのである。

そんな筋肉が減少することによるリスクは、免疫機能の低下(細菌感染に対して弱くなる)、血糖値の上昇がある。筋肉は血液中の糖分を貯蔵する役割もあるので、筋肉が減ると血中糖分が増えやすくなるのだ。
筋肉、これは長生きにとても必要なモノなのである。若いうちから筋肉を意識した生活が大事なのである。

そんな筋肉(サルコ)が減少(ペニア)する事をサルコペニアと定義しているが、ダイエットも大事だけど筋肉を付ける事が大事なのである。

以前は生活習慣病、メタボってワードを頻繁に聞いていたけど、最近聞くのは、筋肉の重要性。筋肉が、ダイエット、生活習慣病、老化、重大疾病予防に効果的という話。
最近、町を見ると、ウォーキングとか軽いジョギングしている人を多く見掛けるようになってきたけど、筋トレしている人を見る事は超稀。実際、ウォーキング、ジョギング、サイクリング系の人の体型は、殆どガリガリで筋肉量は殆ど無いような感じ。
確かに、循環機能を高める有酸素運動も大事だし、脂肪燃焼に効果的でダイエットに有効だけど、筋肉が大事というのが最近の話だ。
自身、筋肉が重要との考えを持ち、ジムでの本格的な筋トレを開始したのが29歳の頃だから、もう20年以上の筋トレを行っているけど、まぁ、先見の明があったということだろう。

|

« ポジション | トップページ | インサイドファスナー、バックファスナー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 筋肉って何?:

« ポジション | トップページ | インサイドファスナー、バックファスナー »