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2015年8月 7日 (金)

市民球場跡地には、、、

少なくとも、サッカースタジアムは違うような気がする。立地的に原爆ドームの北側に隣接したエリア、、、、行政の中心に位置する場所で、更に北側には広島城が拡がる場所。

ここをどうする?というと、未だ決まっていないようだけど、果たして、賑わいを求めるだけの施設で良いのか?と考えると、チョット違うような気もする。

個人的には、原爆投下で失われた生活を体験できるような、投下前後の違いが実感として対比できるような施設が一番良いのでは?と思ったりする。
具体的には、当時、原爆投下前の産業奨励館を再現して、中に当時の生活を忍ばせるものを展示したりはできないモノだろうか?

投下前後での違いを1/1で対比して印象を与える事が出来れば、メッセージ性としてもインパクトが高くなるような気もするのだが、そういう提案は無いのだろうか?

今の平和記念公園、原爆ドームというのは、惨状を伝える部分が主だけど、失われた物が何かを伝える方が大事ではないだろうか?失われた物の紹介、失われた後に復興、発展を遂げてきた歴史、広島復興の歴史を現地で生に実物を使って紹介する施設の方がメッセージ性としては重要な気がする。
被ばく前の産業奨励館、町並みの一部、被ばく後に復興した企業の取り組み、発進されていった広島発の製品の歴史を集約するような物、博物館やテーマパークとは違うが、体裁としては、この70年の変化と歩みを文面ではなく物で伝えるような施設が望ましいように思う。

CGでの再現映像は見掛けたり、或いは、企業内のミュージアムには相応の個別展示があるが、それが集約された形で現物で見る機会は無い。これを具現化して欲しい気がする。

賑わいよりも、失われた何か、失われたものを取り戻す営みを伝える施設の方が重要なような気がする。

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