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2015年8月 6日 (木)

慢性腰痛

NHK番組でのネタ。慢性腰痛の三大原因、一つが神経・関節の炎症、二つ目が神経の圧迫・炎症、そして、三つ目がストレス、うつ、不安だそうだ。
慢性腰痛の定義、これは三ヶ月以上続くものを慢性腰痛という。重症な場合、腫瘍や骨折の場合もあるが、大部分は、そうではないそうだ。

で、注目は三つ目の原因。ストレスでは、家庭の人間関係、職場の人間関係、仕事の内容が考えられる。職場では上司との相性、仕事の内容では、やりがい、評価に対する不満が挙げられる。ストレスが脳に蓄積されると、下行性疼痛抑制系が機能しづらくなる。この機能は、身体から痛みの信号が脳に到達すると、脳内にドパミンが分泌され、痛み遮断物質であるμオピオイドが分泌されるという機能だが、この遮断物質が分泌されず痛みが持続するのが原因だそうだ。
解決は、ストレスを除くこと。具体的には職場配置変換、仕事変更といった事。しかし、周囲を巻き込む環境の変更は簡単ではないので、この治療としては、運動療法、薬物療法、認知行動療法で対応する。特に、運動療法が重要で有効だという。ぎっくり腰のような急性腰痛では運動療法は無理だが、慢性腰痛なら可能だそうだ。運動としては各自がストレスを感じない好きな運動を行うのがポイントだという。そうすることで症状は改善するそうだ。運動を行うと、脳の血液循環が改善し、脳内にドパミンが分泌され、下行性疼痛抑制系が復活するとも言われている。

ということで、慢性腰痛な人は運動がお奨めと言う事。

更に言えば、腰痛を呈していなくても、仕事が面白くない人、ストレスになりつつある人は、腰痛が発症する前に、好きな運動を継続的に行う生活習慣を取り入れるのがお奨めのようだ。思い起こせば、、、、三十代後半の頃、仕事は最悪だし、会社の人間関係と言えば常に社長と対峙して全く面白くなかったけど、気分を切り換えて、仕事は割り切り、人間関係では相手が誰でも嫌な事は嫌という方針を貫き、好きな運動、自転車、筋トレ、水泳をずっと続けるような生活を十年以上続けてきた。

自分の場合、その結果、会社での仕事内容なんて全く気にならなくなり、どうでも良いではないが、完全に割り切って過ごせるようになった。それでいて、三十代以降は腰痛を呈した事は無い。運動をずっと続けた結果、運動による故障は稀に来すけど、急性的な物で基本的に治癒している。

運動というのは、日常生活でのストレスをも取り除いてくれる。勿論、無酸素運動を行う事で代謝を司る筋量を確保し、有酸素運動を行う事で、循環器系の能力も高い状態を維持出来る。健康のバロメーターである血液検査等でも異常は無い。運動能力も年齢レベルから言えば、-20歳レベルが維持出来ている。

好きな運動を行うと、脳内は、その事に対する向上心、追求心、探求心が芽生える。すると、、、嫌な状況でも脳内は全く別の好きな事を考えて過ごす事が出来る訳だ。
好きな有酸素運動、無酸素運動を続け、ストレスフリーで好きな事をしながら過ごす、これはお奨めである。

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