« 印象に残るということは? | トップページ | 公道でのパフォーマンス »

2015年8月28日 (金)

夜中に怒鳴り声

子供を怒鳴る声、色んな所で結構聞こえるし、記憶にも残っている。
昨日は久々に驚いた。二軒となりの家、夜中に旦那さんと奥さんが娘さんを大きな声で強烈に叱りとばしている。窓開けっぱなしだから、怒号が夜の闇に紛れて届いて聞こえる。
娘さんは社会人で保母さんか何かだった筈だが、それに対して、大声で怒鳴って怒っているというのは、物凄い違和感を感じる。大きなお世話かもしれないが、取り敢えず、夜中の怒鳴り声は五月蠅い。

大声で叱るというのは、幼少期の躾の段階なら想像できるが、物心ついてからは大声で叱っても効果無いし、大声で叱るよりも思考回路に併せた、目線に併せた論理的で冷静な言い聞かせの方が大事だと思うけど、こちらの家は、夫婦で社会人の娘にバカでかい声で叱っている。叱りたい事情があるのかもしれないが、恐らく、娘的には親に相談したい何かがあったのだろうと思う。少なくとも、仕事をしている社会人の大人である。その悩みを聞いて自己解決できるような考え方を話してやるとか、冷静な対処がホントは必要ではなかったのでは無いだろうか?

傍目には、己のストレスを、娘を叱る機会に併せて発散させているようにしか見えない感じである。
まぁ、こんな事を思うのは、こちらの旦那さんの怒号は、結構頻繁に聞けるからだが、、、
まぁ、大声で叱り合うのは仲良しの印かもしれないし、大きなお世話かもしれないが、個人的には超違和感を感じる。

他に印象的なのは、実家時代で向かいの家の怒鳴り声。こちらは、三世代家族で、娘の実家に娘の旦那が一緒に暮らしているパターン。その娘夫婦の子供が姉妹だったけど、この子供に対して幼少期から勉強しろ!の繰り返し、習い事漬けの揚げ句、昔の積み木くずし的な状況を経て最終的には姿を一切見掛けなくなったのだが、初期の段階から成人するまでの間、娘夫婦と、爺婆が子供にフルタイムで怒鳴り続けていたのが思い出される。

まぁ、自身も怒鳴る事はあるけど、怒鳴るのは、危ない遊びをした時、小学校低学年での食事をしつける(好き嫌い、食事時間の躾)時程度で、少なくとも、勉強や習い事で怒鳴った事は無いが、先の例は、怒鳴って聞く年齢でも無いし、寧ろ逆効果だと思うのだが、怒鳴って押さえつけるという事を繰り返す親の教育。

正直、そういう怒鳴り声、怒号というのは、躾るためでなく、そのタイミングを利用して怒る側のストレス解消にしかなっていないような気がする。

まぁ、そういう怒る人というのは、何かにつけて怒っている。常に戦闘的な感じの人が多いけど、少なくとも、誰かに何かを伝えようとする時に、怒りの感情で接しても上手く行かないもの。怒るのは否定しないけど、少なくとも、誰か相手に直接怒るのは、基本反発を招くだけだから良い事は何もない。相手の行為に独り言的に怒りの感情を発散させる程度に留めるのが吉。

或る程度の年齢になって自我を持っている場合、理解させるのが大事なんだが、、、、。

|

« 印象に残るということは? | トップページ | 公道でのパフォーマンス »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夜中に怒鳴り声:

« 印象に残るということは? | トップページ | 公道でのパフォーマンス »