懐かしい映画
最近、再度見た邦画で、気に入ったモノ、、、、三つある。
・『汚れた英雄』
・『スローなブギにしてくれ』
・『彼のオートバイ、彼女の島』
の3本。何れも単車が登場する。『汚れた英雄』では、RG500、YZR500、TZ500といった2ストロークレーサーの走行シーンが盛り沢山。2ストロークというだけでワクワクである。『スローなブギにしてくれ』では、主人公がCB400D、SuperHawkⅢが登場する。これは大学に入る前に乗っていたモデルだ。『彼のオートバイ、彼女の島』ではW3が登場しているが、やはりOHVミドルツインのWは大好きなモデルだ。因みに、ローズマリーバトラーの主題歌、南佳孝の主題歌は今も覚えている。
『汚れた英雄』でのレースシーンに登場するサーキットの風景というと、自分が最初に出向いたサーキットの雰囲気と非常に近い雰囲気、当時の中山サーキットとかは、あんな感じで、のんびりした雰囲気が結構多かったように思う。『スローなブギにしてくれ』での単車の使い方というと、峠やサーキットに通う前、生活の移動を全て単車で賄っていたようなライフスタイルを表しており、とても身近な雰囲気だ。『彼のオートバイ彼女の島』というと、学生時代に連れと宿を予約せずに四国一周のツーリングに出掛けたりしたけど、その時代の、そういう過ごし方と良く重なるイメージだ。連れがタンデムシートから、免許を取って一緒にツーリングに行って、、、、そういう時代を回想させてくれる。
因みに、何れの映画も公開当時、劇場で鑑賞している。
最近の映画では、ドキュメント系の『FASTER』等も見たけど、やはりストーリーがしっかりした普通の映画の方が楽しめる。その中で、単車が登場するというのが理想。
単車自体は主人公ではないけど、生活における単車という自然な存在感の方として存在するような映画が面白い。過度に脚色を受けるよりも、自然に、しかし、重要な位置付けで、、、というのが理想だ。
単車が登場する映画は他にもあるけど、どうも印象に残らないか、興味が沸かない。単車の登場シーンが多い映画では、『ホットロード』、『湘南爆走族』等々あるけど、チョット違う。まぁ、『湘南爆走族』は単車云々ではなく笑いという意味では面白いが、先に挙げた三本とは違う意味だ。レアなところでは、『狂い咲きサンダーロード』なんかは割りと面白い。
未だにリラックスしてノンビリ過ごしたい時は、部屋にバリバリ空調を掛けて、先の三本の映画のどれかを流してノンビリリラックスする事がある。
人間、歳を取ってリラックスしようと思えば、何て言うか、一番完成豊かな時期に接した印象深いモノを眺めるのが有効だと思う。何れの映画も1980年代である。映画のシーンはモロに80年代の風景、、、、音楽とシーンを見てノンビリ過ごすと、気分だけはタイムスリップが可能。更に、その目線が、当時の趣味、好奇心と一致しているのだ。故に、リラックス効果は非常に大きいと思う。
そういうリラックス出来るツールを一つ持つというのは結構重要だ。
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