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2015年9月26日 (土)

血管が硬いと認知症リスクも↑

 血管が硬くなるほど、認知機能の低下が起こりやすいとの研究結果がニュースとして掲載されていた。発表したのは、東京都健康長寿医療センター研究所のグループだ。
 群馬県に住む65歳以上の高齢者982人中、認知症が疑われる人を除いた526人の追跡調査を行った結果、動脈硬化の度合の検査と、認知機能低下の度合の検査結果が連動していたそうだ。
 この結果を以て、動脈硬化は、認知症になるリスクの指標の一つとして活用できる可能性があるとの報告である。

 但し、最近の研究では、運動不足が認知症と連動とか、生活習慣病が認知症と連動するといった報告もあり、その連動関係が因果関係を持っているとは言い難い。連動している症例全てが、何か本質的な要因からもたらされた結果的な症状として存在していると理解する方が自然である。

 そもそも、生活習慣病、肥満、動脈硬化、、、、これらは、摂取過剰、消費不足、つまり、所謂、運動不足に起因している。

 いってみれば、因果関係としては、運動不足等による収支バランスの崩れによる非平衡状態が様々な症例を来していると考える方が自然。

 物質収支を整え、更に、出入りする絶対量を或る程度確保する事が重要なのだろう。収支が整っていても、過少摂取+運動不足ではダメで、しっかり摂取、しっかり運動して消費というのが大切なのだろう。

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