チェーンカバー
自転車のチェーン、雨天走行を繰り返すとチェーン油が切れてしまう。タップリ油を付けるとホコリや砂が付着する、、、チェーン自体が露出されているから仕方ない。
今時のチェーンカバーは、ズボンの裾を汚さないのが目的であり、走行時における汚れからチェーンを守るタイプの物ではない。カバー自体はハッシュガードのようなカバーだったり、表面の一部だけをカバーした構造だったりする。
昔の軽快車に良く見られた裏面、表面の両方からモナカのように囲ったタイプのチェーンカバーは殆ど見られない。パナソニックサイクルテックの軽快車の一部に見られる程度であり、今時の自転車はチェーンは露出しているのが基本となっている。
先日の記事で、泥よけ、フェンダーは極力タイヤ周長の多くを被うようなフェンダーが理想という記事を掲載したけど、実用的にはチェーンカバーは極力フルガード構造の方が有り難い。
昔のフルガード式チェーンカバーは変速無しのシングルギア専用で変速機付きにはカバーは装備されない事が多かったけど、最近は内装変速のモデルも多くなっており、そういうモデルには是非ともフルガード式のチェーンカバーを復活させて欲しい。可能ならば、外装変速のモデルにもカバーが実現出来れば有り難いと思うけど、それは難しいかもしれない。
ホントの実用車っていうのは、日常の手入れは程々でも、キーキー言わずに長期間錆びずに快適に使えるモデルだろう。そういうモデルには、フルガード式のチェーンカバーは結構重要なような気がする。
アルミフレーム、フルガード式のチェーンカバー、アルミハブ、ステンレススポーク、ステンレスリム、ピラー、ポスト、ハンドル等をアルミで高品質な街乗り実用車でも登場すれば、チョット欲しくなるかもしれない。足つき性を考慮して、こういうモデルをクランクフォワードデザインのセミリカンベント的なモデルでリリースすれば、案外面白いような気もする。
| 固定リンク
« 80年代世代 | トップページ | クランク長の変化 »
コメント