慢性腰痛の新常識
これはNHKのワイドショーネタだ。
三ヶ月以上続くと、慢性腰痛。この腰痛に、ある対策が有効だという。
そんな腰痛治療の新常識を紹介。
腰痛に悩む人の半数が慢性腰痛。しかも、原因が腰だとは限らないという。
腰痛に悩む人の訴えとしては、剣山の上に座っているとか、針で突かれるような痛みがあるとか、、、しかし、筋肉や骨に異常が見付からない場合がある。
慢性腰痛の場合、腰ではなく脳が影響している事が判ったそうだ。
切っ掛けとしては、腰の異常で脳が知覚するわけだが、この際に痛み知覚の回路が形成されるそうだ。健常者では、腰の炎症が解消すれば痛みを感じないが、炎症が解消しても痛みの回路が誤って刺激された状態が持続する事が慢性腰痛の原因だという。炎症と知覚が連動することがDLPFCという機能だけど、この機能が低下して異常を来すと痛みだけ残るとのこと。つまり、DLPFCの異常が腰痛を知覚させるそうだ。
そのDLPFCの異常を解消するために考案されたのが、3秒だけ反らす運動。これで、DLPFCの異常が解消出来るという。
方法は、脚を肩幅よりやや広めに開き、おしりに両手をあてる。そして、息を吐き、状態を反らし3秒保つだけ。
直る理由、それは、『恐怖心の克服』だとうい。恐怖心が弱まり、DLPFCが活性化して腰痛が改善するというメカニズムだそうだ。
慢性腰痛では、特に『安静』が禁物だという。ぎっくり腰であっても安静は二日程度で十分で、それ以上は積極的に動かす方が恐怖心が残らないので良いとの事。
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