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2015年9月10日 (木)

ガンマにGPIラジエター

我が家のガンマ、新車で購入した時からオーバーヒート気味。
まぁ、電動ファン無しで、単層13mmコアの薄っぺらいラジエター故に仕方ない。休日の郊外国道クルージングで水温計の針はレッドゾーン気味、ツーリングで渋滞になるとエンジン停止させる事も少なく無かった。
ガンマの場合、走行速度80km/hを維持していないと厳しいというのが正直なところ。
当初、高効率ラジエターフルードで対処していたけど、焼け石に水、、、、で、ラジエターの流用を検討するも、ほーすの取り回しが特殊で、流用が困難であった。250ccクラスからの流用では容量自体が不足、400ccでも然り、750ccではスペース的に困難というもの。
案外、厚みの制約が厳しく、分厚いラジエターはフロントホイールのストロークで干渉が避けられないのだ。湾曲ラジエターではフレームへの固定が困難、サブラジエターを設置するにもチャンバーの出っ張りと干渉、、、、可能性としてはホイールストロークを回避出来る形状の分割構造が理想という判断に到った。

そこで、1995年頃はGK73A型GSX-R400(ツインスパーのモデル)のV型ラジエターを移植した。このラジエター、片面に電動ファンが装着しセンターが折れ曲がっているのでホイールに干渉しない優れものだったけど、ファンレス状態では純正ラジエターと較べて冷却能力が高まっていないのが少々不満で、転倒の際にフィッティング部のパイプに亀裂が入り廃却に到ったのである。

その後、ノーマルに戻すも、夏場の運用はかなり厳しい状態が続いていた。2000年頃、ワンオフ製作をラジエター屋さんに聞いて見積もりを取ると6~7万円でチョイ高価、、、、そのために、見送って現在に至っている。まぁ、2000年以降ではツーリングには4ストモデルを使っていたので、季節限定、エリア限定でガンマの運用は留めているのだが、、、

最近、2スト特集でカスタム車両を見掛ける事は少なく無いけど、不思議とラジエターノーマルな車両が多い。正直、ノーマルラジエターでは、かなり厳しいというのが新車時からの感想なのだ。
最近、毎週乗っていると、夏場の今時分、やはりオーバーヒート気味なのは精神的に宜しく無い、、、、、そこで、検索を掛けると『GPIラジエター』なるものを発見。価格も3万円前後とリーズナブル。構造はノーマル互換で、コアが13mmから36mmと倍増以上、そして他の車種のユーザーの声を調べると、VFRで水温が10[℃]低下とか、、、

で、販売元を探してオーダーしてみました。

実際、入手するとコアの厚さがとっても素敵、、、、少なくとも、ノーマルよりは随分と冷えそう、、、、、

ガンマの弱点、、、、発熱量に対してラジエター容量があまりにも足らない事。本気で走ると、直ぐにオーバーヒート気味となる事。80年代当時、仲間内では定説だったけど、最近のレストアユーザーの多くは気に留めていない様子なのが不思議、、、、

今回、長年の懸案であった熱対策としてコア増しラジエターが調達できたのは、とても嬉しい。

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