飲み過ぎると、
アルコールを飲みすぎると、どうなるか?
一般に、肝臓に障害が、、、という事くらいしか知識はない。自身が飲まないと、そのリスクがどうか?という知識が不要だからだが、先日の記事ではないが、大量のビールの空き缶を見て気になったので調べてみた。
先ずは、肝臓障害。肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、自覚症状がなかなか出ない。肝臓の働きが低下すると、倦怠感、黄疸、腹水、手のひらの赤らみなどがあらわれる。更に、脂肪肝や肝硬変を引き起こし、食道静脈瘤の破裂による吐血や肝がんを併発することもある。
胃・十二指腸潰瘍、アルコールは胃や十二指腸の粘膜を荒し、炎症、出血、かいようを形成しやすくする。
膵炎、アルコールの大量飲酒や長期にわたる飲酒によって、上腹部の痛みや背中に突き抜けるような激痛が引き起こされる。
糖尿病、アルコールによるカロリーの過剰摂取や膵炎などによるものがあります。糖尿病は合併症を引き起こし、腎臓の障害、失明、神経障害や血管障害を併発する。
心臓病、お酒を長期間大量に飲むと高血圧になる。心筋に負担がかかり、心臓全体の肥大が起こり、息切れや動機が起こりやすくなるアルコール性心筋症になる。大量飲酒により心房細動が起こり、それにより不整脈が生じることもある。不整脈が起こると血栓が出来やすくなり、脳梗塞や突然死を引き起こす危険もある。
抹消神経障害、手足のしびれ感、筋力低下、疼痛などが起こる。アルコールよりも食事の取り方や吸収障害によるビタミン欠乏症の可能性が高いという。
アルコール性認知症、初期には、脳萎縮による性格の変化、判断力や記憶力の低下を経て、無関心、倦怠感、うつ状態となる。
アルコールというと依存症が思い付くが、診断は、次の通り。
・飲酒したいという強い欲望や強迫感(振り切れない思い)
・飲酒をはじめるときや終わるとき、飲酒量などが自分で制御できない
・飲酒を中止したときに離脱症状が出る
・だんだん飲酒量が増加していく
・飲酒以外に代わる楽しみや趣味などに対して興味が無くなる
・飲酒で身体の具合が悪くなっているのに、お酒をやめられない
以上の項目に3つ以上あてはまり、しかも1年以上続いていたら、アルコール依存症の可能性は高いという。
一般に、男性に多くみられます。原因は一つではなく、性格的な要因や、社会的な要因などさまざまです。内気な人や、短気な人、心配性な人、敏感な人がなりやすいという考え方があるそうだ。また、不安や緊張、痛みを和らげるためにアルコールを摂取する人もいるという。
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