脚の形
毎週末の朝、自転車に乗っていると、多くのサイクリスト、ランナーを見掛ける。春~秋に掛けては脚の形がはっきり判るけど、その形は大きく分けて二形態ある。
一つは、大きな脹ら脛に象徴されるような筋肉が大きく盛り上がった逞しい脚、もう一つは、非常にスリムで細い脚だ。
ランナーでも二種類、サイクリストでも二種類あるように思うけど、これは鍛え方云々というよりも、恐らく、個々が生まれつき持っている速筋、遅筋の割合の違いによるもののように見える。ピークパワーを求めず淡々と動かし続けるには、遅筋が多い事が理想であり、逆にピークパワーが必要な状況に対しては速筋が多い事が理想だ。
自分の脚の形がどんな形か?というのを見極めた上で、取り組む趣味、競技の方向性を選んだ方が、もしかしたら、その世界の中で自分の満足が得られやすいかもしれない。
因みに、鍛えたら筋肥大するのは速筋。速筋の量自体は増やせないらしい。鍛えても脚が太くならない人は速筋が少なく遅筋が多いわけだ。
長距離ランニングに適したのは遅筋が多い人。自転車では淡々と一定のリズムで距離を走る場合も遅筋が多い人が有利。しかし、自転車競技の場合は、絶対的な速度が必要な場合もあり、速筋も必要。脚の形を見て適正を判断すると、その世界において納得出来る結果が得やすいかも知れない。
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