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2015年10月10日 (土)

ハーレー

シルバーウィークに家族で三段峡に出掛けた。
駐車場に、ハーレーにのったシニア夫婦がやってきて、なかなか良いものだと思ったのだが、ハーレーってバイクは排気音は結構響く。甲高い音ではないが、低音で周囲の空気を震わせるような迫力ある音である。国産車とは一線を画す音である。正直、結構、やかましいというのが感想。まぁ、個人的には気にならないけど、迫力あるのは確か。

因みに、迫力ある音、迫力ある車体が目に付いたのは、ライダーが車体に比較すると、あまりにも小柄で、車体から降りてからの取り扱いでの頼りなさの対比が印象的だったからだ。

ハーレー単体で見たり、人が乗っている姿を見て、何か思う事は殆どないけど、人が降りて押したり引いたりしている姿を見ると、あの巨体を扱うには、そこそこの体型、体力が必須のような、そんな印象である。

以前、警察車両の不注意な動きで、萩原流行さんがハーレーで転倒して亡くなったというニュースがあったけど、そういう事故の背景というのは、単車と乗り手のキャパシティの差というのも含まれているような、そんな気がしたのである。

普通に真っ直ぐ、普通に乗るだけなら、どんな単車に乗るにも大した問題は無いけど、異常状態、バランスを失った状態では、普通の乗り方では重量物を扱うには不十分であり、重量物のバランスを取り戻すための、相応の力な技が必要だろう。特に、咄嗟に陥る危険状態での対応となると、単に乗れるだけでは対応出来ない可能性もある。

少なくとも、押し歩き等で余裕ある扱いが出来なければ厳しいような気がする。

昨今のリターンライダーブームで高齢者が重量車に乗るという場面が少なくないけど、冷静に見ると、乗り手のキャパシティ的に無理があるような組合せを目にする事が少なくないような気がする。

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