密かにスズキが凄い
最近のニューカーのスペックを見て思う事。
密かに、スズキが凄い、、、、何が凄いか?というと、眼を見張る軽量化技術だ。
現行アルトは600kg台である。箱バンのエブリーワゴンもモデルチェンジで-40kgだそうだ。フランクフルトショーで登場したバレーノでは860kgからのラインナップだそうだ。
軽さは正義、、、、個人的には、電気自動車、ハイブリッドカーというモーターを動力源とするモデルは電池が必須であり、重たい電池を大量に載せざるを得ない現状では懐疑的な思いが拭いきれないのが現状である。
航続距離が500km超、そして電池重量が満タンのガソリン重量並にならないと、厳しいというのが個人的な感想。
車が重たいと、ブレーキパッドもタイヤも早く減る。車の動きも緩慢、シャンと動かそうと思えば、大きな出力が必要、、、これらのデメリットは軽い車にとって全てメリットになる。
ということで、兎に角、軽いのが重要である。最近では、マツダのスカイアクティブによる軽量化が話題だけど、スカイアクティブというとディーゼルエンジンなくして他の分野が誇れるか?というと、必ずしも、突き抜けているとは言い難い。軽量化技術も売りにしているようだけど、重たいディーゼルエンジン車主体のためか、それ程の軽量化が進んでいるような印象を受けない。ロードスターも990kg達成というけど、果たして、それが軽いのか?というと、正直、判らない。
しかし、スズキのアルトの600kg台は強烈なインパクトだし、エブリーの900kg台という軽さもインパクト。更に、バレーノの860kgという重量も非常にインパクトのあるもの。デミオのMT最軽量グレードでも1010kgだから150kgも違う訳だ。
スズキといえば、二輪では400ccのGSX-Rが152kg、750ccのGSX-R750が179kgという軽量化を達成してきたけど、今は四輪でも軽量化が凄まじい。今後が期待である。
ハイブリッドにしても、重量加算が最小限で済むSエネチャージ、マイルドハイブリッドというのは、悪くない戦略だ。
まぁ、本格的ハイブリッドの投入も示唆しているようだけど、何処まで重量を絞って提案してくるか?が、非常に楽しみだ。
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