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2015年10月22日 (木)

新型エスクード

自身、プロボックス以前はスズキの車を長く乗り継いできた。そんなスズキの車で好印象だったのが、JB31W型1stジムニーシエラ、それからTD11W型V6搭載のエスクードノマドだ。JA11型のジムニーターボ、TD31W型のDE搭載エスクードにも乗っていたけど走って楽しかったのはJB31WとTD11Wだ。走りが活発だったのはV6の2000ccエンジンを搭載したTD11Wで、オフローダーらしからぬ静粛性と高速巡航特性を誇っていた。15年前の事だけど、広島から長崎ハウステンボスに3時間以内で走れたのも優れた高速性能があったからだろう。

スズキの四駆に乗ったのはJA11、次がJB31W、その後TD11W、TD31W迄だ。その後、エリオRB21S型四駆で終了だけど、TD31W型の次に二代目のTD*2型エスクードに乗り換えなかったのは、その形が格好悪かったから。更に、三代目のTD*4型エスクードをパスしたのは、巨大化し重たくなってしまったからだ。なんせ、重量が1600kg級なのはパスである。TD11W~31W時代、フレーム構造の四駆でも1300kg台だったのにくらべると重たくなりすぎである。1300kg級のTD11Wでもタイヤ交換は悲しい出費が頻繁だったので、1500kg越えの車なんてパスなのだ。

そんななか、登場したのが四代目エスクードで、型式はY*21Sというモノ。まるで、、、、エリオのRB21Sを連想させるような型式だ。少なくともFRベースの四駆とは違うのだ。ボディは全幅以外がコンパクト化されてエンジンは横置き化されている。排気量は2.4Lから1.6Lにダウンサイジング、車重は驚きの1140~1210kgと驚異的な軽量化に成功している。デミオベースのCX-3が1240~1340kgだから、驚異的な軽さのようだ。

で、CX-3のサイズと比較すると、、、エスクードは全長4,175mm×全幅1,775mm×全高1,610mm×ホイールベース2,500mmで、CX-3は全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mm×ホイールベース2,570mmということ。なる程、デミオSUVであるCX-3より小さい訳だ。そう考えると、実態は背の高いスイフトのようなもんだから、エスクードという理解をすべきではないのかもしれない。このクラスというと、ジューク、ヴェゼルといったライバルと競う訳だ。

エスクードという名前が、コンパクトカーベースのSUVに成り下がるのはチョット寂しいが、コンパクトSUV、これから暫くはトレンドなのかもしれない。

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