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2015年11月30日 (月)

うつ病を知ろう!

Eテレネタだ。心の病、勤務先の企業では、国内の企業従業員発症率の約二倍ということで、チョット気になった。で、ネタはうつ病の正しい診断についてだ。うつ病とは脳の病気。うつ病は日本人の健康を脅かす病気の順位では5%を占めて第三位になっている。
脳は神経細胞の集合体だが、この神経細胞のネットワークが心を形成している。この神経細胞の連絡はシナプスによって賄われているのだが、うつ病では、神経細胞の形自体が変かし、神経細胞の突起が変形することで感情、認知の働きが変化しているのが原因ということが判ってきたそうだ。

この原因がストレスだが、ストレスは環境要因と個人の性格によって決まるとされているが、このうつ病の診断基準は、患者さんと話をして脳内を推定して診断するのが現状である。何故ならば、神経細胞体の形状を診断する術が無いからだ。

診断基準の大前提は、
気分の落ち込み、2週間毎日一日中気分が落ち込んでいる場合、抑うつ気分とされる。何事にも楽しい気分を味わえない場合も該当する。これは興味・喜びの喪失である。この二つに該当すればうつ病となる。抑うつ気分、興味・喜びの喪失の内一つ該当すれば、次のチェックを行う。
・良く眠れているか?
・食欲は正常化?
・疲れやすいか?
・自分を責めていないか?(自責感)
・思考、集中力が低下してないか?(決断力の低下)
・生きていても仕方ないと思っていないか?
・動作や考えがゆっくりしてないか?
この中の4項目に該当すればヤバイそうだ。
トータルで5項目で該当すればうつ病のリスクがあるそうだ。

なお、うつ病に似た状態では、脳梗塞、甲状腺の病気、アルコール等依存性物質、インターフェロン等治療薬の影響、双極性障害(そう状態(気分が高ぶる、自分が偉くなったような気がする、金遣いが荒い、注意散漫、声がかれる程話し続ける)、鬱状態の発現)もあるので、双極性障害なのにうつ病治療を行うと逆効果となる。その場合は除外しなければならない。

心の病、結構大変そうだ。

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