ここまで出来る癌予防
一般論的に癌に有効な予防について紹介。Eテレ公開収録より。
癌のリスクを半減させる5つの健康習慣とは?
癌の罹患リスクは、5つの健康習慣を実践する事で10年後の罹患リスクを男性で57%、女性で63%迄低減可能だという。
癌のリスクチェックとは、国立がん予防センターで公開されているけど、入力項目は、筒着の通り。
性別、年齢、身長、体重、喫煙習慣、飲酒習慣、食事、活動量についてチェックし、これから5つの健康週間である禁煙、節酒、適正体重、活動量、食生活のチェックが出来るという。
HPでは、現状の状態がリスク度合でどの程度か?というのが表示される。健康週間を維持した場合、どうなるか?何もしてないとどうなのか?最悪ではどうなのか?と、比較出来るそうだ。更に、部分的な健康習慣を改善するとリスクは如何ほどに変化するか?も計算出来るそうだ。
この計算では、どうやっても癌リスクがゼロになること無いそうだ。
禁煙、これは癌予防に最も効果的な習慣だという。因みに、肺癌ワーストは北海道だという。喫煙が影響する癌としては、肺癌、肝臓癌、腎臓癌、至急頚癌、骨髄性白血病、乳ガン、口腔・咽頭・喉頭癌、食道癌、胃癌、膵臓癌、大腸癌、膀胱、尿路癌に影響するという。ありとあらゆる臓器に影響する。日本人のデータで確実に影響するのが確認されたのは、この内、肺癌、肝臓癌、至急頚癌、乳ガン、食道癌、胃癌、膵臓癌、大腸癌だそうだ。原因は、発ガン性物質が肺に留まらず全身に行き渡るからと言われている。
飲酒、適度な飲酒は、心筋梗塞、脳梗塞を予防する効果もある。アルコールの影響する癌は、乳ガン、肝臓癌、口腔・咽頭・喉頭癌、食道癌、膵臓癌、大腸癌だそうだ。アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに変わる。これが癌リスクを高めるそうだ。
肥満、痩せのどちらも癌リスクを高める。肥満は、乳ガン、胆嚢癌、腎臓癌、子宮体癌、食道腺癌、肝臓癌、膵臓癌、大腸癌、卵巣癌に影響する。肺癌、閉経前の乳ガンは痩せているとリスクが高まるそうだ。
運動習慣、これによって癌リスクが低下するが、運動不足だと、乳ガン、子宮体癌、大腸癌のリスクが高まるそうだ。
食生活について、野菜・果物不足では、口腔・咽頭・喉頭癌、食道癌、胃癌、肺癌を、高塩分、塩蔵食品では胃癌、赤肉、保存肉では大腸癌、熱い飲食物では食道癌のリスクを高めるそうだ。
他には感染リスクで、B型、C型肝炎ウイルスで肝癌、ピロリ菌で胃癌、ヒト派ピローマウイルスで子宮頚癌、ヒトT細胞白血病ウイルス1型で成人T細胞白血病リンパ腫と相関している。
こういう事を意識して健康生活を営むのが大事だそうだ。
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