癌やポリープを作らさない
イニシエーションを起こさせないことが肝心。イニシエーターとなる発ガン物質を摂取しないことが最大の対策。身体に取り込む化学物質への配慮が重要ということ。
しかし、身体に生まれる化学物質は食物摂取だけで生まれる訳でもない。
体内の化学物質の環境が変調を来した状態でも、当然イニシエーションは起こりうる筈だ。
化学物質の有無というよりも、生体内の化学環境の健全性、調和性というのが重要ということである。
言ってみれば、偏食、摂取過剰、摂取不足といった自体を含めてアウトであり、身体の機能を健全に保つべく精神的な安定性、ストレスフリーな生活も必要ということ。精神的に不安定でストレスを受け続ける生活では、体内の機能が健全に保たれるとは言えない。
こうして考えてみると、現代人の生活、社会でストレスを受けて、活動時間が制限され、ストレス解消に、暴飲暴食、飲酒、夜更かし、喫煙でイニシエーターとなる物質を大量に摂取、、、、これで、癌にならない方がおかしい気もする。
現代人の生活パターンからの離脱こそが健康の実現に最も必要なもののように思う。
ところで、イニシエーターがイニシエーションを起こし、プロモーション、プログレッションを経て癌が生まれる期間は20~30年を要すると言われている。癌化予防の鍵は、イニシエーションを起こさせないことだけど、イニシエーションによって生まれた前ガン細胞を退治することが運動によって可能だという話もある。但し、イニシエーションからプログレッションを経てガン化するには20年が掛かる訳であり、この前ガン細胞を退治した効果というのは、逆に言えば20年後に現れると言うこと。
高年齢になって癌を発症させないためには、20年遡ってから運動習慣を身に付ける必要があるということ。50歳で癌やポリープで患わないようにするためには、30歳から運動習慣が必要ということ。60歳で癌を起こさせないとすれば、40歳から運動を始めないといけないといこと。
中高年で、自分の年齢から20年を引いた時から、既に運動習慣が身に付いていれば、恐らく、運動を続ける限り癌発症リスクは大幅に下げる事が出来るのだろう。50歳なら30歳時点から運動習慣があれば、癌のリスクは低いと考えられる。
逆に、40~50歳で癌発症状態に陥っているとすれば、恐らく20~30歳においてイニシエーションが盛んだったと考えられる。それ以降の生活が改善されぬままに、今の年齢に至っていたとすれば、癌やポリープの今後の発症リスクは、今時点よりも加速度的に増大する可能性を含んでいるということ。
価値観を変え、身体を守るという考え方を遅くとも40歳迄には気付いて実践しなければ、還暦である60歳を健康に迎える事は出来ない可能性が高いかもしれない。まぁ、選択は個々の判断に委ねられるが、、、。
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