喫煙ルーム≠リフレッシュルーム(休憩室)
最近は、公共空間に限らず、店舗、企業でも分煙が進んでいる。
昔は、電車、新幹線、バス、船舶、喫茶店、学内研究室、企業フロアのデスクに灰皿が普通に設置されていた。
しかし、1980年代半ばから、公共交通機関で禁煙タイムが設けられ通勤電車内では時間的に禁煙とされて、1990年代後半からは電車は基本的に禁煙、喫煙は喫煙車両とホームの喫煙ルームのみという形に変わり、屋外でも歩きタバコ禁止地域が指定されたり、企業でも喫煙ルームが設置されて、そこ以外では喫煙禁止となってきている。
まぁ、自身は今はタバコを吸わないからどうでも良い。
で、最近チョット違和感を感じた事がある。
企業の喫煙ルームには、自販機が設置されている例も少なくない。そんな自販機というと紙コップの飲料が販売されているが、この飲料、何処で飲むか?という問題。
喫煙とは関係無いが、世の中が禁煙志向となると同時、時代で変化したのが事務作業のOA化だ。OA化に従ってデスクにはパソコンが一人一台に配布されているのが今だ。しかし、パソコンはコーヒー、ジュースで濡れるとキーボードが壊れたりする。ノートPCの場合、本体毎交換、、、ということで、デスクでの飲料、飲食は禁止という企業も少なく無い。因みに、勤務先でも、そういう通達が出た。もう十年以上前の話だ。元々、自身がOA機器の配布準備を行う職場に居た事もあるので、明確に覚えているのだが、、、
つまり、OA機器を守るという観点からは、コーヒー等を飲む場所は、デスクは禁止となると、リフレッシュルームに設置されている自販機コーナーとなる筈だが、最近は、喫煙者以外はリフレッシュルームを使ってはNGなんだそうだ。NG論を唱える人間からすれば、リフレッシュルーム=喫煙室なんだろう。
時間的な制約を言うなら、熱い飲料を飲む時間は10分程度、タバコ一本が5分程度だろう。飲み物を5分以内に制約させるなら、飲料のドデカカップのような販売は中止すべきだし、飲むのに10分を費やす事がNGなら、喫煙者も一日タバコは2本迄に限定すべきのような気がする。一時間おきにタバコを一本ずつ吸う奴は、10時間あれば、8本吸う訳だ。詰まり、40分のサボリとなるのだが、その辺、どう解釈すべきなんだろうか?
ならば、正直、自販機をそこに設置する意味が見えないし、デスクでもリフレッシュルームでも飲んだらいけないのなら、自販機を設置する意味が見えない気もする。
いっそのこと、、、、全館完全に禁煙、飲食禁止にすれば良いのに、、、、と思う事がある。
個人的には、全館完全禁煙で自販機は完全撤去、昼休みに食堂以外で完全に飲食禁止する、、、これがベストのような気もする。
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