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2015年11月 2日 (月)

ハイブリッド&ダウンサイジング過給エンジン

今時の流行かもしれないが、、、、正直、糞だな、、、というのが個人的な感想。許容される燃料で、必要な出力とトルクを発生するだけのユニットとして考えれば全く問題無いのかも知れないが、、、、それ以外の部分が非常に寂しい。
エンジンに求めるのが、前述の能力だけで、後は存在感を消した無音な存在で良いのならば全く問題無いだろうけど、鼓動感、振動、排気音、、、、そういった部分に個性を求めるものであるとすれば、非常に悲しい。

若干の出力特性の変更のみで、基本構成は共通で大型車から小型車迄賄う、、、、、最近なら小排気量2L程度迄のダウンサイジング過給エンジンがそうだ。

少なくとも、二輪の世界では、鼓動感、トルク感、排気音、大きさ、狭さ、、、、そういった部分にエンジン型式は大きな影響を及ぼすので有り得ないが、四輪とて、そういう部分があっても良いような気がする。

昔、L型、RB型の直六を積んだスカイラインがあったけど、非力でも非常にスムーズなフィールは4発のハイパワーモデルとは全く異なる個性だったように思う。1.6Lツインカムでもトルク重視のZCか?軽い回りの4A-Gか?なんて迷ったりしていた、より小さいクラスでは、OHVのモデル、或いはボアストロークの違いで見比べたりして結構楽しかったような記憶がある。
アンダー2Lでも、4気筒~6気筒が選べ、緻密なフィールを求めたり、或いは、トルクを求めたりでエンジン型式を見比べていたような記憶があるけど、そういうのは今時の流れからすれば不可能となりつつある。
それでも3Lクラス以上のモデルでは、個性豊かなエンジンラインナップが見られるのは救いだが、大衆、貧乏人向けの2Lターボ級が賄う車種では、エンジンは殆どが多くの車種で共有されているモノを利用しているのが現状。

過給圧違いで分けるより、少なくとも、マツダのスカイアクティブGのように排気量クラス毎にエンジンを提供してくれる方が、エンジン自体の個性をも車選びの選択要素に較べられるので有り難い。

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