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2015年11月24日 (火)

ヤマハVツイン

 ホンダCXからの乗り換え、候補車両としてはBT1100、細分すればBT1100は2005年以前の前期と以降の後期がターゲットで全部で二種類。

縦置きエンジンではなく横置き。CXとは異なり空冷エンジン。BT1100は前身がXV750という1982年デビューだから設計年次的にはCXに近いモデルである。SOHC2バルブエンジンで非常に古典的なエンジンだ。駆動方式はCX同様にシャフト駆動である。BT1100後期モデルはイモビライザーキーが装備されているようだ。
 同時期に発表されたVツインで鼓動コンセプトの1670ccのMT-01ってモデルも存在し、人気はこちらの方が高いと思われるが、個人的には派手目に振りすぎているので、大人しいBT1100の方が好み。MT-01はアルミフレーム、倒立サス、水平配置のリアサス、大排気量ながらチェーン駆動、シート裏の排熱ファン、、、、と豪華な装備、特異な装備が多い。空冷OHVというのは魅力的だけど、それ以外の点でBT1100の方が好みだったりする。どちらのモデルもCX同様にエンジンスターター用ワンウェイクラッチには一抹の不安を覚える。まぁ、クラッチ交換にエンジンを下ろさなければならない縦置きエンジンのような面倒くささは無いだろうけど、、、

なるべく、シンプルでオーソドックスな構成で、弱点が少ないモデルが理想。基本は十年以上の長期間の維持を想定しているからだ。そういう点ではBT1100の方が理想に近い。ただ、前身のXV750系は、当時のビッグツインの例に漏れず、スタータークラッチ(ワンウェイクラッチ)が弱点で、交換時には点火時期の再調整迄必要という面倒臭い仕様だったはずだが、ネット上の評判を見る限り、同系エンジンを搭載したドラッグスター1100もスターター周りは相変わらず弱点として挙げられている。よって、今のCX同様にスターター周りには一抹の不安を覚えるのも確かだ。

個人的には、信用出来ないセル始動なら、キック始動の方が有り難いという意識があるのだ。この辺の懸念次第だけど、その考え方で納得できれば、CXからの買い換えということになりそう。

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