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2015年12月 5日 (土)

自分の血圧は?

自分の血圧を正しく知る事、これは重要。医療機関で計る場合は診察室血圧、家庭で測ると家庭血圧という。何故に別れているか?というと、数値が違うのだが、数値が違うのは、診察室で計ると緊張の影響が出るからだ。
で、どっちがよいか?というと、実はリラックスしている家庭血圧の方が重要だという。

さて、その血圧、正しく計る方法はどういう方法が適切か?

正しい測り方は、腕帯を心臓の高さにして計る。更に、1~2分間安静にして計るのが大事。腕帯をして直ぐ計ると緊張して血圧数値が高く出るという。理想は、とにかくリラックス、ゆったりして計るのが鍵。

家庭血圧では上/下の血圧が135/85mmHgで判定基準値、診察室血圧では140/90mmHgが判定基準値だという。勘違いとして、加齢によって血圧が上がるというのは誤解だったそうだ。これは、加齢によって疾病罹患者が増えているからと言っても良い。

どんな時間帯に計るのが理想か?というと、睡眠時と覚醒時では、睡眠時が低め、覚醒時が高めとなる。朝ならば、起床して1時間以内、排尿後、食事前、服薬前、夜なら寝る前が良いとされている。理想は、朝で毎日計るのが理想。基本は朝二回、夜二回、週5日以上計るのが理想。測定は二回行う理由は、二回での違いを考慮した平均値が、その人の血圧だという。血圧の測定時には、前日の生活の特異な点を書き留めておくのが良いそうだ。

血圧の傾向を把握する事で、脳卒中、心臓病、腎臓病の危険性リスクを下げるメリットがある。

ところで、家庭血圧>診察室血圧という状態が、仮面高血圧というもの。これ隠れ高血圧で、脳卒中、心筋梗塞リスクが通常の高血圧の2~3倍となるという。

毎日血圧を測定する習慣は、病気予防に効果的だ。

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