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2015年12月31日 (木)

自転車の積載性

スポーツサイクルが流行だけど、昔のようなサイクルツーリングに適した自転車っていうのは案外少ない。
クロスバイクというと通勤バイク、ロード、MTBは、休日の短距離用自転車という印象。昔のように、荷物を載せて連泊して遠くに出掛けるサイクリングに使う自転車というのはかなりの少数派。

昔ならキャンピング、ランドナー、スポルティーフが各車で予算に応じて選べたけど、今時のサイクリング自転車というと、選択の余地はほぼ無い。

頑丈さでいえば、MTBなんか最適かもしれないが、現実問題、サイクリングでブロックパターンのタイヤや、悪路向きとは言え、あれほどヘビーデューティーな装備は不要だ。MTB等に積載性を確保するための手段というと、シートポストで固定する後付けキャリアや、ステムにアタッチメントを装着して専用のフロントバッグをセットするというパターンだろう。

何れにせよ、今時の自転車で積載性を確保しよう思えば、ステム近辺に浮かせて装着するバッグ、シートポストに装着するキャリアの利用という事。荷物を比較的高い位置に浮かせて固定するというのは重心位置も高くなり、どうも感心出来ない。

そう考えると、昔のキャリアに載せるフロントバッグ、ランドナー、キャンピング等で利用していた左右振り分けのフロントバッグというのは重心が低く、今時の自転車よりは荷物積載しても操縦安定性が失われないような構成に見える。

まぁ、今時の自転車ブームで、自転車を使って連泊ツーリングというのは主流には為り得ないだろうから、そういう用途に見合った自転車の登場は期待出来ないが、今時の自転車に、そういう機能を後付け出来るようなアクセサリーくらいは登場しても良いような気がする。

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