スターレンチ!?
先日、アシスタスーパーリチウムのバッテリー着脱が上手く行えないという嫁の話から、自転車をチェックしてみた。
アシスタでは、バッテリーがシートパイプ後方に縦置きさせる構造で、下側に電極があり、上側がロック機構という構造。下側の電極部分を嵌め込んで、上のロックに押し込む事で装着するのだが、上のロック爪の動きが今一のようだ。
構造的には、バッテリー側がストライカー、フレーム側にキー付きロッカーの構造だ。当初はロッカー爪の先端部分の滑りが悪いのか?という判断でPTFE配合CRCスプレーを吹き付けを試みた。
すると、スムーズに装着可能になったのだが、バッテリーの脱着を繰り返してみると、微妙にロッカーに付いているキーシリンダーが動いているような感じ。
そこで、ロッカーを被うプラスチックカバーを外してみると、キー付きロッカーのフレームへの固定が若干緩んでいる事が判明。そこで、ネジを締めようと思うと、なんと、、、、このロッカーはフレームに対してスターレンチが使われており、更に、スターレンチはイジリ止めで真ん中にポチが着いているレンチが使われていた。
チョット、ビックリである。まさか、電動自転車にイジリ止めのスターレンチが必要なネジが使われているとは、、、、、
まぁ、考えてみれば、これが普通のキャップボルト等だったら、街中で停めてある自転車のロッカーカバーを割ってネジ部を露出させれば、普通の工具でロッカーを取り外すことが出来る訳だ。そうすると、高価なリチウムバッテリー等が簡単に盗難される可能性もあるのである。なる程!、バッテリーの盗難防止ということなのだろう。
幸い、我が家には一通りの工具があるので、取り敢えず作業できたけど、古くなった電動アシスト自転車の整備には、こういう工具も揃えておいた方が良い感じだ。
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