う~ん
イラッとすること、少なく無い。
装置が不調を来す、チョットおかしいんですが、、、、と言ってくる。それだけだ。三十路も半ばを過ぎた、いい大人がそういうレベル。
不調の状況を調べる、状況に応じた原因の類推を行う、可能性の高い順番に原因となりそうな箇所をチェックする、、、、こういう当たり前の事が全く出来ない。
そこで、こっちが状況を見て対応すると、その全体の作業を形だけ見て、次に同じ装置が不調を来すと、画一的に全く同じ箇所を同じように解体、、、、同じ装置に起こる不調が、同じ原因によるモノとは限らない。不調の原因は様々だが、そんな事が考えられないようだ。
正直、マジでイラッとする。
ただ、こういう奴は少なく無い。企業全体で見てもそうだ。広義な意味で、そういう奴が多い。
不調、不具合には確実に原因がある。原因を潰して初めて問題が解決したり、望む性能や結果が得られるのだが、その原因を見る事が出来なければ、出てきた結果のみを修正するような手段や手立てを講じるのに奔走する。
修理対応が出来ない奴、例えば、水量不足の原因が分からなければ、別のルートから水量を追加したりする奴は、水量低下の原因を突き詰めていない対処療法に過ぎない。望んだ性能が得られない製品の性能不良の原因が判らないといって、不良性能値を数値改竄して出荷するのも原因究明とは懸け離れた行為。
何故に、原因究明に時間を費やし、因果関係を明らかにした上での源流対策が行えないのか、、、、、結果だけ合わす、辻褄合わせばっかり、、、、こういう人間や組織っていうのは、正直、付いていけない。
そういう活動っていうのは、何か間違っているような、そんな気分が抜けきらない。金を稼ぐという意味では、企業は個人、家庭にとっては正解なのかもしれないが、だからといって、そのために嘘をつくのは少し違うような気がする。結局、騙している訳だ。稼ぐ金額の大小ではなく、要望に対して真理で対応するというのが本来の姿のような気がする。
まぁ、綺麗事ばかりでは食っていけないという万人の論理が支配している世の中だから、こういう事を言うのは青臭いガキの発想かもしれないが、それでも違和感が拭いきれない。嘘は嫌い。綺麗事も嫌だ。
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